後から気づく大切さ | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

この前、ここに書いた【口語詩句投稿サイト】にできる限り、毎日1篇は投稿しようと努力しています。

ネタがないときは、前に作った短歌や俳句を書き記している「十二音日記」を見直して、

それらを短詩に変換したりもしています。

(「十二音日記」はプレバドで有名な俳人・夏井いつき先生のお勧めするもので、

何でもいいから日常の思いついたことや出来事を五音や七音の語句で日記ふうにメモしようというもの。

そこからいつでも俳句・短歌を作れるから、ほんと、非常にお勧めです。)

 

【口語詩句投稿サイト】のWEBページへ投稿する前に、字数制限を確認するために、

携帯のメモアプリに「口語詩句日記」とでもいうべきものが結果的に書き溜まってきています。

すると、それからたった数日しか経っていなくても、

自分で筆力(改稿力や言語喚起力)が鍛えられているのが何となく分かってきました。

 

現状、普段でも、否応なしに自然と詩情(ポエジー)を感じてしまう体勢・体質に僕は陥ってはいますが、

こうして文章化するとしないとでは大違いなんだなと実感しています。

 

また口語詩を書いていると、

「十二音日記」のできる限り五七調にするとは、

文語感覚の鍛錬だったんだなと気付かされました。

対して、「口語詩句日記」は口語感覚の鍛錬になります。何よりも、短詩型文学の特徴として、書かれていない事柄をいかに強く、読み手に感じさせること、実感・実装させることが大事なんだな、と改めて感じさせます。

 

実は、密かに(?)創作上の大きな出来事を記した年譜を作っていて、

時々付け加えてはいるんですが、

そこに「十二音日記」の始まり〈’20年1/9〉とともに、

〈口語詩句投稿開始 ’21年11/6〉を書き入れようと思いました。

多分、僕は今回の〈口語詩句日記〉の方も一生続けそうな気がします。

 

歳とって、詩作を始めた遅れてきた人間は、こうでもして努力しないと、向上しないんですよね。


〈時間を味方にすること〉

〈時間を形にすること〉

この二つが、僕の人生訓であり、生活信条なんですが、そこにピッタリはまりました。