俳句を作るってことは自然と命と生きること。仔猫のもんちゃんと過ごす時間 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

昨日は代休日で、それでも職場近くだから、仕方なく片道1時間以上掛けて、ジムへ行きました。

以下、昨日書いたものです。





梅雨とは思えないほど、いい天気で青空いっぱい。
でも、頭の中では、帰宅してからあげる、仔猫のもんちゃんへのご飯のことで、
4分の1ぐらいは占領されている。

お湯でふやけさせて、15分待つ。
粉ミルクを忘れない。
前回、いい加減にしてしまったからね。

もんちゃんは、猫らしく、携帯で撮影しようと観てると、逃げる、逃げる、どんどん逃げる。
諦めて、僕が本を読むか、TVを観てると、
近寄って、春風のように微かにタッチして、
家具の下へ逃げ込みます。

時に、
ソファの横で、尻尾との追いかけっこ。
時に、
わざわざ、僕の手が届くか、届かないかの距離にやってきて、そのソファの端っこで丸くなってうとうとしています。

やはり、人のそばの方が安心なのでしょうね。

猫は、人間の4-6倍、早く歳を取るとのこと。
じゃあ、1時間は4時間に当たる。
出来るだけ、ゲージから出してあげたい。
ひとりにせずに。

熱中症予防で、エアコンは除湿にしてるけど、
寒がりの猫には低い温度なのか、
日曜日は夕方、切った時の方が寝ていました。

外で、強い日差しを感じると、
もんちゃんがどうしてるかな、と想像してしまいます。
猫の眼は、白黒らしくて、こんな青空も青くは見えないんだろうな、
と猫目線になってしまいます。

こんな夏の日を、4倍速く見るって、どうなるんだろう。
そんな訳ないのに、空想は広がります。
正に、もんちゃんを通して、一日の気象、自然、命と向き合う時間が増えました。
それが俳句の時間なんだと思います。

短歌よりは、季題に徹底的に向き合う姿勢を比べると、
三十一文字の短歌は、字数的にどれだけ俳句に近くても、
口語定型短詩もしくは文語定型短詩であって、現代詩の口語自由詩により近いのだな、と実感します。

前に書いたように、
もんちゃん仔猫モチーフで、30句ほどの連作を書いて、
ちゃんとしたプロ俳人用の新人公募賞へ出してみる決心は固めています。
そして、こうした季題と,向き合う時間もこれから持ち続けるつもりです。

でも、きっと完全な俳人にはなれないと思います。
あくまでも、俳句「も」書きますのスタンスでしょうね。
未来のことは、わかりませんが。
僕はホトトギス派的な姿勢に徹することはできないので。

で、もんちゃんの時間以外は、頼まれたDVD作成に時間を使い切ってしまいました。
その癖、Adobeへ認識解除の電話をしたら、1:30待たされて、繋がらず。
結局、うだうだして、ろくに作品の一つも完成出来ずにおわりました。

でも、もんちゃんは人のそばで寝たいらしく、途中、夕方、相方が帰るまで、ふたり一緒にソファでうとうとして過ごしました。
その寂しさを実感できただけ、収穫のある素敵な1日でした。