今、通っている短歌教室が、2月で更新期限になるので、
一度、辞めようかと思っています。
決して、講師の方に不満があるのではなく、
セカンド・オピニオン的に別の先生の感性・作り方に学んでみたいからです。
きっと、今の尾崎先生はすごく教え方が上手いです。
添削の仕方も誉め殺しではなく、TV「プレバト」の俳句の夏井先生ばりに上手に添削してくれます。
もし僕が本気で短歌を極めようとしていたら、この教室を続けたままで、
新しい教室とのダブル受講にした、と思います。
でも、現状、現代詩の自力創作と、小説教室でのノルマの二つでアップアップなので、
その創作エネルギーで入れる隙間も時間も短歌教室一つ分ぐらいなんですよね。
あくまでも、短歌は語句感覚、言語感覚の鍛錬と、発想法のフィールドを広げるためにやっているので、
しばし、今の教室を辞めておきたいんです。
新規の短歌教室も、よほどのことが無い限り、三ヶ月で辞めるつもりです。
そこは結構な人気講座で、いつも満席だったんですね。
今回、ふっと見たら空き席があったので、申し込んだ次第です。
人気なのは、教え方も上手いからかもしれません。
それに、短歌作品が好きなんですよね。
一応、ここ1年間、いろいろ受けた俳句・短歌教室の勉強成果として、
どこかの本物の?短歌賞に応募するつもりです。
「えっ? 本物って、どういうこと?」と思われたと思います。
実は短歌には、1首単位や3首程度で応募できる一般愛好者向けのコンクール・公募賞と、
30首や50首の連作単位で応募するプロ志向者向けの短歌賞と二種類あるんですよね。
前者は、地方都市が主催の町おこし的なイベント傾向が強く、後者は短歌雑誌主催のものです。
(歌人の俵万智さんのデビューした角川短歌賞が後者で、一番有名ですよね。
俵さんは、翌年1987年出版した『サラダ記念日』でセンセーショナルなブームを巻き起こしました。)
俳句はね、季語の縛りがきつすぎて、現代詩感覚が生かせないんですよ。
でも、短歌を短詩と思えば、連作はなおさら、親和性がありますので、何とかなる部分もあります。
事実、直近の《ユリイカの新人》に選ばれた千種創一さんは、すでに有望なプロ歌人ですしね。
千種さんが、短歌から現代詩へ来られたなら、逆も真なりと思っております。
さて、今日は午後からオンラインの文章講座(有料1万円)を受けます。
思い切り外れるのか、当たりなのか、やってみないと分かりません。
詩だけを勉強すればいいんだとは、マナビストとしては頷けません。
自分のあと一つ足りない創作能力も、鍛えれば、まだまだ伸びると思っていますから。
宝くじはね、外れを引き続けるから、当たりを呼び寄せれるんですよ。
頑張ります。