この日本では、最果タヒさんと、谷川俊太郎さん。その他、数名の売れる若手詩人以外は、詩集は自費出版です。
老舗で、最も権威のある思潮社は、殿様なので、100万円。
その他は、50万円が相場だそうです。
まあ、超がつく有名な詩人は、思潮社から出す際に、多分、割引されてるでしょうから、半額以下なんでしょうがね。
僕も書いた数が溜まってきたので、あと2年以内に、一冊ぐらいは出そうかと思っています。
(投稿詩誌『ココア共和国』への投稿を決定稿群と考えても、いま1年で12篇、あと2年経つと合計36篇。100ページほどかな。それと別に、某新聞用の詩群が現時点で30篇近くある。うち、特選級が年5篇あって、今のところ7篇。あと2年で17篇にはなる計算。)
ネット上のマイナー出版社の、自費出版でいいかな、と思っています。
100ページ弱で、50冊、22万円くらいが相場みたいなので、それぐらいかな、と。
知り合いと、お世話になったプロ詩人の先生方数人へ配って、あとは詩集単位で受け付ける文学賞へ応募したら、終わりですから、30冊でもいいくらい。
売れ残りはアマゾンなり、メルカリなりに出品すればいいかな。
でも、どうせ出すなら、書いたものをパラパラ載せるのじゃなくて、
統一したコンセプトのものを出さないと単一の詩集じゃないと思っています。
思潮社の現代詩文庫のように、個人名を冠した物は別として、詩集は長編小説と同じで、相互に並んだ詩同士で、響きあって、一つの大きな流れを産むものだと僕は思っていますので。
僕の実生活で、知っている中原中也賞候補作にもなられた若い詩人の方は、文学フリマで売る形で、ほんとペラペラのネット出版で、中也賞に出されてましたね。
それだともっと安価で、10万円ちょっとで、どうやら100部ぐらいは行けるんだそうです。
でも、彼女は20代ですから、僕のようなオジサンは無理だな。
お金は小遣いの貯金で、50万円ぐらいならかき集められそうですが、
ちゃんとした大きな賞を取るぐらい実力が証明されないと、詩を読まない方にあげるのも、読む人に買ってもらうのもすごく申し訳ない気がしますからね。
とりあえず、『ユリイカ』や『現代詩手帖』に複数回は載るレベルじゃないとね。
それと、あと2年と期限を切って、今、考えているコンセプトの詩の作品群を書き溜めて出すことにします。