さてさて、新美南吉童話賞の二次稿、決定稿も完成、読者一号に読んでもらいました。
昨日、投函しました。
次は逃げ回っていた純文学系作品に、取り掛かってみましょうか。
いや、取り組まないといけない。
今回の新美南吉童話賞でやったように、結末想定の逆算方式か書きやすかったし、
ストーリーを描こうとするのではなく、主人公と、それ以外の人物たちの反応誘導からエピソード組み立てが結果的にストーリーになるような書き方もよかった。
一文を俳句的に単語ごとに観る意識、
短歌の上の句、下の句の繋がりを感じる意識、
現代詩の非日常の異化意識、
さらには、普段の小説教室でお教え頂いているミステリー的な小説の作品要素と、構成法、
自分の習得したありとあらゆるものを、この作品にぶっつけてみたい。
実際、この新美南吉童話賞は書いていて、3年前より格段に、気をつけるポイントが自分でもどんどん見えて来たわけだから。
この2・3年、児童文学系ばかり書いてきた。
350枚ぐらいの中編も書いたけど、大人向け純文学が全然、書けていない。
別に、児童文学が嫌なわけでは全くないけど、書けないのが癪だ。
川上未映子さんじゃないけど、現代詩の書き方で描けばいいだけなんだから。
そろそろ、失敗してもいいから、チャレンジしてみないと。
エンタメ系小説を、純文学系の作家は馬鹿にするけど、実際にはその書き方・要素に差はない。
読者へのサービス仕方が違うだけで。
それが、現段階での僕の結論だ。
それを実地で施工して、証明しないと。
文學界が9月末、群像新人賞が10月末か。
やってみる価値はある。
そう信じて。