和合亮一さんと、谷川俊太郎さんの『にほんごの話』を読んだ。
今まで、お二人の散文も何冊か読んだけど、これがとても良いと思った。
特に、谷川俊太郎さんはきっと10冊以上は対談やエッセイを読んだはずだ。
でも、毎回、違う。
当たり前のことしか言わなくて、ガッカリさせられることが多いけど、
この本は違う。
きっと和合さんの問題意識が、谷川さんにシンクロして、
思わぬ本音?を、引き出しているんだろう。
和合さんは、詩人であると同時に高校教師だから、
抽象的な作家ではなく、リアルな若者と対峙している体験から来る言葉が、
谷川さんを本質へと誘ってるんだろうか。
読み手である僕も、詩における様々な局面、特に表題の日本語と詩のコトバの関係について、
理解を深め、新たな知見と刺激を貰えた。
単なる詩の書き方を紹介した入門書じゃ決してわからない域へ到達できた気がする。
詩を書く人は、一度は読んだいい本です。