小説、物語を紡ぐ意味の本と、ちゅうでん児童文学賞のこと | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

たまには、本の紹介をします。

千野帽子さんの『人はなぜ物語を求めるのか』ちくま新書です。

ここで、作者の言う物語は、小説的なものだけではなく、
因果関係にあるエピソード的な小話も含まれている。
意外に面白く、大学教授がよくやる単なるナラトロジー的な物語論や、
言語論的な無味乾燥なものでもない。
適度に、創作論的な展開が含まれていて、
とても興味深かったです。

さて、昨日、ここで触れた「ちゅうでん児童文学賞」向け原稿の改稿ですが、
今朝、4時前に起きて、せっせと取り組みました。
案を具体的に立てていたとはいえ、結構、大変で、整合性もうまくあいそうもなくて、かつ枚数制限があるので、途中、やっぱりやめようかと思ったほどでした。

けど、なんとか、それらをクリアして、電車の中でも吊革にしがみつつ、ポメラを必死で打ち続けました。

たぶん、400字詰原稿用紙14枚分ぐらいはバッサリ切り取って、新たに付け加え、改稿できたと思います。
この間の合評会で、先生や他の受講生から指摘された欠点を少しは回避、カバーできたかな、と思います。
これ以上は、僕の力ではとても無理です。

今まで書いた100枚以上の作品の中ではベストと言える出来に、この210枚はなったかな、と思います。
これで、最終候補にならなかったら、後はどうしたらいいか、僕には皆目、わかりません。

ルビ付けをして、テニヲハの最終チェックを、今度の土日にでもしたら、出したいと思います。