(日付を間違えて、昨日の原稿です。今日の分を昨日、公開してしまいました。)
久しぶりに、本の紹介をします。若松英輔さんの『詩を書くってどんなこと?』です。
内容は題名のまんまなんですが、
僕が今まで読んだ詩の入門書の類いで言えば、
断トツで、いちばん面白かったかな。
かつ、断然、刺激的で、技法面からモチベーション、あるあると納得させられる点まで、ベストの書です。
詩をまず、書く相手を決めてから、書いたら、どうか、という意見には、
なるほど、そこがあやふやなまま、書いてることは多いし、
中原中也のように自分自身(過去の自分でも、未来の自分にでも)に向けて、書いたらどうか、の提案にも感心させられました。
僕は、なんとなく自分に向けて書いてましたからね。
ベタ褒めですが、
逆に、えっ、それは僕には違う意見があるな、と思う箇所も多数あります。
所詮は、本で中庸なものなど意味がないので、
これぐらい尖ったものがいいでしょう。
お勧めです。
この本には、まだまだ紹介したいセリフがあります。
それは、また明日書きます。
さて、3月も残り4日。
休日も仕事があるし、詩の教室もあるから、
どれだけ出来るか、分からないけど、
改稿作品を応募するつもりです。
(本当は、この本を読んでる暇は無いんですが、読み出すとやめられない魅力があります。)