昨日書いた『99%の人が速くなる走り方』を、
駅から職場まで、自宅からバス停まで実践してみました。
確かに、関節や筋肉ではなく、ちょうど体操選手の床運動みたいな感じで、ポンポン跳ねて走れます。
この走り、基本、止れませんので、肺活量が苦しくなるまで、どんどん走ります。
前に、一度、これと似たような走りを研究したことがあるし、
バドミントンの2ステップで似た動きの見本があったから、
僕はスッと出来ました。
足裏のウナ支点あたりを使うのは、バドミントンでもやってるし、たぶん間違いないと思うんだけど。
これ、バドミントンに応用しないと。
でも、やはり他人に教えると最初、目を白黒されるだろうな。
ふだん教えているジュニアの子でも、
僕が身体のいろいろな部位の動きから教えていても、
新奇に弱い拒否反応を示す子らと、面白がって挑戦する子らで全然、伸びは違いますから。
今日は代休で珍しく、お休み。
でも、持ち帰り仕事あるし、
行きたい所、あるんですよね。
でも、逃げ回っている文學界新人賞向け原稿をやらないと。
ここ一ヶ月以上ずっと混迷していますから。
この混迷から脱出するための理論的な道筋は、見えました。
作家の意思と、主人公の意思、状況が大事。
作家の意思とは、俗にいうテーマですが、
丹羽文雄さんの『小説作法』にある次の一文一文に尽きます。
「作者が対象に対して下す批判や解釈がテーマである以上、しょっ中斬新な、独創的な解釈ばかりが出てくるものではない。そういう見方にばかり固執すると、小説が書けない結果になる。」
「テーマに深い人生の意義を見出そうとすると、失敗する。テーマは決して目的ではない。考えすぎ、あまりに欲深い、大きな意義を託すあまり、目的小説になってしまう恐れは十分にある。」
「テーマは何かとひとに訊かれたとき、これこれだと答えるが、それは書き上げてからの答えにすぎなかった。」
正に、丹羽さんの指摘通りになって、今、書けない状態に陥っています。
トントン走りじゃないけど、
新しいアプローチで、自分の旧弊を打破するしか道は開けないのでしょう。