初めて会う人との会話の中で、「Where are you from?」はよく使われますよね。

一般的には相手の出身地を尋ねる質問になります。

もちろん例外もありますが、出身地と国籍は同じであることが多く、私も

日本出身で日本国籍を持つ者になります。

 

私たちの子供は、この質問を受けたり自己紹介をするときには、

日本と父親の国の両方を答えています。

特に教えたわけではないのですが、自分が「何人である」という認識はあるようです。

子供はマルタ生まれで、マルタで現在まで育っていますが、

私の出身地の日本でも、父親の国にも居住はしたことは無いので

当然ですが、血統主義での国籍ということになりますね。

一方、アメリカのように親の国籍に関わらず、アメリカで生まれればアメリカ国籍

になるという出生地主義もありますが。

 

生まれた場所である出生地はマルタ、主に育って生活してきた場所もマルタなのに、

「マルタ出身」にはならないんだ・・と妙に考えてしまいました。

マルタ人ではない、という意味ではマルタ出身と言わないことは正しいのですが、

「出身地」という用語から連想されるのはやはり生まれ育った場所、と思ってしまいます。

 

この国際化社会の中、国籍と出生地、出身地が全部異なり、

さらには親と違う国籍を持つ方も多数いますから、うちの子供のようなケースは珍しくもない

と思います。が、親としては、なんだか面白いなと思うと共に、私たち親のどちらの

国でも暮らしたことが無いということは、

子供はその2つの国籍を持つ者ではあるけれど、自分たちの家族や現地で生まれ育っている人たちのように

文化を共有することは難しいのだな、と思うと寂しくもあります。