いつもの道具、いつもの仕掛け、いつものエサ、いつもの船、いつもの船長……
ついに、念願の5キロオーバーをひとつテンヤマダイで釣り上げることができました
テンヤマダイを始めて3年。感無量デス
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少ない小遣いで4年前くらいにキャスティングふじみ野店で買ったダイワのEM-MS 2508PE-Hというスピニングリール
フィールドアドバイザーたるやゆえに、仕方なしに使っているわけではなく、たいそう気に入って大事に使い込んできたロッド、A.T.LAB MASTER EDGE SLIM TEN-YA 240H
傷が付かないように大事に大事に使ってきた4本ヨリPE0.8号の道糸
ちなみにこの4年間、一度も巻き変えていない
使う度に真水でよく洗い、傷をチェックし、コーティング剤を吹きかけて使ってきた
そして、まったく問題ない
YouTubeで見つけ、何度も何度も練習してうまくできるようになった簡単FGノットで結束した3.5号のフロロカーボンのショックリーダー
テンヤは、いつもコレばかり。ダイワ誘導テンヤ15号赤金
この日、オレは、弁天屋の本田和芳船長の横、左舷胴の間でひとつテンヤマダイを楽しんでいた
実は3月に2回予定していたのだけれども、2回ともシケで流れ、ようやくの乗船。正月以来、今年、2回目のチャレンジだ
エサは、船宿用意のエビとアジ船のS船長に頼んで400円分売ってもらったアオイソメ
「うちの船のテンヤのお客さんで、アオイソメを使ってるのはKちゃんだけだよ」と船長は笑う
が、オレのひとつテンヤ自己記録となる4キロのマダイは、ここ弁天屋で、このアオイソメで釣ったもの。他は小型だったが、これまでアオイソメで3枚ほどのマダイを釣り上げている
正直な話、アオイソメを使うタイミングは、箸休めに他ならない
左ハンドルのスピニングタックルをシャクリ続けて疲れてしまった時、右ハンドルのベイトタックルにアオイソメをセットして、右腕を休ませているのだ。15号のテンヤを使い、深い水深をシャクリ続けるのは、結構疲れるものだ
そんな箸休め的な時間に、たまたま食ってくれたのがこれまでの実績。それゆえ、アオイソメを付けて釣った魚は、すべてベイトテンヤでの釣果なのだ
使うテンヤは、いつもダイワの誘導テンヤ15号の緑金。親針に3匹、孫針に2匹のアオイソメを房掛けにして狙う
そして、
この日もまた、アオイソメでマダイを釣り上げてしまった
アオイソメに疑念しか抱いていない船長の目の前で、ガツンと竿先を叩いた彼女は、後検量2.4キロの良型
ナイスファイトで、ややきつめにドラグセットしたスパルタンのスプールから、なんども道糸を引き出してくれた
操舵室から写真を撮ってくれた船長は、終始笑っていた
だって、疑念を抱いていたアオイソメで釣れたから 笑
しかもアタった瞬間を目の当たりにしまったから 笑笑
アオイソメをエサにすると、マダイがそれを思いっきり吸い込むせいなのか、エビエサとは異なるアタリの出方をする。それゆえ、竿先には、ガツンとハッキリとしたアタリが出る
コレがまた、気持ちイイ
箸休めが終わると、ふたたびスピニングタックルを手にして、エビエサで釣り続ける
スピニングタックルを使い、大きく誘い上げて、ゆっくりとエビエサをフォールさせるのが、オレの基本の釣り方
フォール中に出る、どんなに小さなシグナルにもアワセを入れる
この日は、小型のアカエイにはじまり、次はイシモチ、そしてカサゴ
大きく誘い上げて、ゆっくりとエサを落とし込む
と、その時は、頭上から1メートルくらいフォールさせた時に、やってきた
竿先にコンっと、明確なアタリ
すかさずアワセを入れるとヒットして、すぐにマダイだとわかる引きがやってきた。感触としては2キロくらいの手応え。海底から10メートルくらいは、意外とすんなり上がってきたのだが、、、そこから、突然、魚が豹変!例えるなら、掛けた魚がサメに食いつかれて、掛かっている魚がサメに取って代わるような感覚だった
道糸を強く、激しく引き出すようになり、左手を竿のバッドに添えてやり取りを開始。ひとつテンヤマダイを始めて、こんな力強い引きに出会うのは初めてのことだ
2分、3分、、、どのくらいの時間が経っただろうか
「リーダーが見えたら、声をかけて」という本田船長にハイとだけ答えて、オレは、、、存分にこの魚とのファイトを楽しんだ
やがて、自分のやや右手方向から、白い大きなモノが浮かび上がり、ソレがマダイだと確信した時、そしてタモ網に吸い込まれた時、思わずガッツポーズをしてしまった。恥ずかしげもなく、喜ぶ46歳のオッサンの画がそこにあった
後検量5.7キロ、オスのマダイ
オレの自己記録更新。テンヤでの釣果としては、弁天屋の今シーズン最大かもしれないとのことでした
そして、この日は、0.8キロ級を1枚追加して、合計3枚にて終了。できすぎの一日デス
スタッフのMさんが船宿ホームページ向けの写真を撮ってくれて、そのついでにオレも記念撮影
嬉しくて、嬉しくて、ついついドヤ顔に 笑
その後、
女将さんが魚拓を取ってくれることに
船宿の入り口に飾られていると思いますので、ぜひ目を向けてやって下さいなっ
最後は、これまたスタッフのAさんとH君が朱墨を丁寧に落としてくれて、、、とまあ、至れり尽くせり
クーラーに納めたマダイだけで8.1キロとなり、マイカーの空気を補充して、ゆっくり帰りました
いつも、一緒に楽しい時間を共有してくれるAさんも3枚。次は、マゴチ船でお会いしましょう
こないだのライトアジ、今回のマダイ。弁天屋さん、いつもイイ釣りをありがとうございマス