オレはカワハギ釣りがちょっつ苦手である
五郎丸では、船長衆や若女将らが、せっせせっせとアサリ剥きをして、エサを仕込んでくれてマス
切り落とした頭と削ぎとった腹骨周り、肝は、煮付けにしてあら煮
ストレートにコマセに突っ込んできてどーんとヒットしたり、シャクってるとおのずとヒットしたり、グイグイ引き込んだところを頃合いよく合わせるとヒットしたり……いわば、さほどテクニックを必要としない釣りは、意外と得意なんだけどね
オレのカワハギ釣りなんざ、、、
アタリがあっても掛けられない



掛かってもバレちゃう



アタリすら無い



……でも、周りは釣れている。オレ以外は釣れている
嗚呼、オレを月でも火星にでも連れてってくれと言いたくなるくらいの下手くそである。いつも 笑
そんなオレでも、なぜかすごく釣れる時がある。それがなぜなのかは………まったくわからない。竿のおかげか?釣り座のおかげか?エサがいいのか?選んだハリがいいのか?船長が普段のオレに同情し、ピンポイントにオレの釣り座を当ててくれてるのか?
理由は、いつも、いまだかつて、わからない
下手くそなのは承知の上で、恥ずかしげもなく、オレは、時々、カワハギ釣りへ出かける
だって……旨いんだもん

食べたいんだもん

今シーズン2回目のカワハギ釣りは、鴨居大室港の五郎丸
アットホームで、のんびりとした船宿。そのせいかガツガツとした風の釣り人が少なく、いつもホッとさせられる。そんな不思議な空気感のある船宿デス
朝っぱらから、なにやら2人の船長が悪巧みして
いや、悪巧みしてるのは、大抵1人だけなのだな、コレが
コラコラ、君!
人の釣り座を勝手に動かすんじゃない!
今度、成敗してやる
船宿の外装が、ペンキ塗りをしてきれいになってマシタ
きれいになると、なんでも気持ちいいもんデスねっ✨
エサは、船長や若女将が剥いてくれていて、生エサを2袋購入。オモリは25〜30号。相棒は、A.T.LABのハギズンとダイワのスパルタン150TW
タカ船長の操船で7時半に出船して、まずは近場の鴨居沖から
そうそうにポポンと2枚釣って、出だしは好調♪
その後も下手クソなりに頑張って、肝パンパンのカワハギをゲット
ぐへへへへ、コイツの肝臓は凄そうだっ
昼ごろに竹岡沖へ移動し、早速1枚ゲット
が、しかし、、
はて、今日もまた、、、
「2連発でバラしてから、調子崩しましたねぇ。Kさん❗️」と高らかに笑うタカ船長
ええ、そうです。でも、いつも通りデスから、こういうの
青い空
青い海
自然に優しいオレ
それでも、なんとか、家族みんなでカワハギのお造りが食べられるくらいは、釣れマシタ♪
期待の尺ハギは釣れなかったけど、それはまたのお楽しみということで
もう少し水温が下がるとカワハギの群れも固まってきて、オレでも少しは余計に釣れるようになるかな?
この日の釣果は、4〜13枚。たも網サイズも何枚か登場してマシタぞっ
五郎丸では、船長衆や若女将らが、せっせせっせとアサリ剥きをして、エサを仕込んでくれてマス
そんなことより、緑の帽子、オレンジのシャツ、紫のズボンという、カズ船長のその素晴らしいカラーコーディネートに脱帽デス

釣れたカワハギは、居酒屋仮面で即日料理しマシタよっ
肝は、濃厚ラード100パーセントな感じで、冬仕立てに仕上がってマシタ
カワハギの薄造りには、刻んだ九条ネギ、薄皮の湯引き、生肝を添えて、ポン酢で美味しくいただきマシタ
切り落とした頭と削ぎとった腹骨周り、肝は、煮付けにしてあら煮
君たちよ、釣られてくれて、ありがとうなっ✨
カワハギよ、また会おう
