ライティングコミュニティ仲間のKさんが、仕事でミスをして落ち込んでいることを、コミュニティ内で投稿をしていた。
その投稿を見て、ミスした事実から感情が反射的に起こっていているように感じた。その時の出来事を0.5倍速で再生すると、ミスした事実の次に、負の感情が沸き上がっていて、ミスした事実ではなく、負の感情に囚われて、不自由になっているように見えた。グループ投稿にアップするのは、ふさわしくないと思ったので、そのことを個別にメッセンジャーで送りフィードバックした。Kさんが、思い当たる節があると自覚しているようなので、認知行動療法や、認知行動療法のひとつである、リアプレイザルを学ぶのがいいかもと、返信したところ、何かおススメの本がないかと質問を受けた。
自分と向き合うなら、「ひとりで頑張る自分を休ませる本」(大嶋信頼著)、脳科学的なアプローチで自分の感情と向き合いたいなら、「リアプレイザル」(内田舞著)、イラストが得意とお見受けするので、「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ著)という絵本もお伝えした。3冊の中でもおそらく、「リアプレイザル」が抵抗ないかもとおススメしたところ、キャリアコンサルタントとは直接関係なさそうな脳科学に、私が関心を持っていることが気になったらしく、「なぜそれを学ぼうと思ったのか?」と質問を受け、ライターの取材を受けているような気持ちになった。
私が再就職をした会社でのキャリアコンサルタントの役割は、入社早々、ビジネス経験豊富な方との面談をしたり、しばらくするとセミナー講師も担当することになり、キャリアコンサルタントの勉強だけでは、カバーできず不安だった。そのため、 ボイストレーニングや、ロルフィング、セミナー企画のための講座や、ブレインジムなど、直接キャリアコンサルタントに関連のないことも社外で学んだり、ビジネス書も読みまくり、ベテラン管理職が好みそうなビジネス用語にも慣れていった。
効果を期待して始めたことは何もなく、何が役立つかはわからないけど、興味に任せて学んできた。結果的には、キャリアコンサルタントとは直接関連のないことが、本業の助けになった事は間違いない。
今回ご紹介した「リアプレイザル」という本が浮かんだのは、質問してきたKさんが大学院卒で、建築が専門であったので、理系の方が書いた本なら、親和性が高いと思ったからだ。
たった一つ質問を受けただけで、自分の強みを言語化することができ、質問のパワーを改めて感じた。「労働」からは卒業したけれど、強みを生かす「活動」は止めなくてもいいなと、そんな気持ちを再確認した。
本日もお読みいただきありがとうございました。