バリ旅行が終わり、旅行中のことはブログに投稿したけれど、今思い出すと投稿したいことが出てきたので、まとめておきたい。

 

バリ島内を移動する際、Grabを利用した。日本出国前にGrabというアプリを知り、事前にインストールしておいた。本当に操作できるかどうか緊張しながらも、入力したら、思いのほか簡単だったことを記憶している。

 

一番最初に利用した区間は、空港からホテルまでの間である。ドライバーの車番号とお名前、料金をスマホで確認の上予約を入れる。乗車の前に、車番号とお名前を確認するので、不安なく乗車できた。下車の際は、予約の際に示された金額が、登録しておいたクレジットカードで決済されるので、現金のやりともなかった。下車後、ドライバーに対するアンケートが自動でポップアップされ、チップを支払いたい場合は、金額を選んで送金ができるようになっている。

 

 

Grabドライバーは感じもよかったので、下車後、アンケートに応えて、運賃の10%程度にあたる金額を選択し、チップとして送金した。気持ちの良いことをしたなと思っていたが、翌日、見知らぬ番号から電話が入った。Grabと表示されていたので、応答したところ、初日のドライバーからだった。内容は、「チップをくれるなら、現金がよかった、今から現金をくれないか。」とのことである。声色から、下車後、即現金を受け取りたかったことが伝わってきた。「残念ながら今からお渡しする方法はないから、Grab経由で受け取って」としか伝えられなかった。

 

チップについて気になったので、帰国後、バリに10年以上住んでいる知人に聞いてみた。チップについては、基本的には日本と同様渡す習慣はないと書かれているガイドブックもあるけれど、サービスを受けてよかったと思う場合は、渡すということである。渡す方法については、現金がベターというのが、バリ旅行で感じた私の感覚である。

 

お金を払ってサービスを受けているのに、さらにチップを払うという習慣は日本にはない。どのようなケース、誰にいくらくらい払ったらいいのか、悩ましいところであるが、民間レベルの小さな外交だと思って、関心を持って応じたい。バリに限らず、これからも海外旅行を楽しみたいので、行く先々の事情に合わせて、スマートにチップを渡せるようなりたいと思う。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。