十分下調べをしたうえで、今回で4回目となるバリへ出かけたつもりであった。実際行ってみると、「ここも泊まりたい」という場所があった。それは、Mundukだ。
 
今回バリ島の滞在地として選んだのは、チャングー1泊、ムンジャンガン3泊、ウブド4泊(ホテルは2か所)、シデメン3泊、サヌール2泊。どこも素敵な場所だったが、予想通り、チャングーは私たちの好みではなかった。チャングーは、サーファーや、クラブ好きな人が集まる場所であることはあらかじめ知っていた。空港到着後、ムンジャンガンへ直接移動したかったが、長旅後、車で5-6時間移動するのは、シニアにはきついし、時間がかかりすぎると判断した。空港から北側にある観光地で、ムンジャンガンに行く際、Grabカーを手配しやすい場所として、チャングーに1泊することにした。
 

デンパサール空港に隠れてしまっているが、空港とTabananの間にあるのがチャングー、Bはムンジャンガン(バニュワンギ付近)、CはMunduk, Dはウブド、Eはシデメン、Fはサヌールになる。

 

次のバリ旅行はいつになるのか決めていないが、今度行ったらは外せないと思っているのは、Munduk Moding Plantation Nature Resortである。Mundukは、コーヒー農園が盛んな村で、Ubudから60Kmほど北に位置している。ホテルは、コーヒー農園の中にあり、観光地化が進んでいない地域なので、ホテルの周りにレストランやカフェはあまりない。ドルフィンウォッチングができるロビナビーチにも近いし、ホテル内で、ヨガ、コーヒー農園散策、バリスタコース等、毎日様々なアクティビティが行われている。雨季でもおこもりするにはちょうどいい。
 
ここに興味を持っている理由は、コーヒーに関心があるからである。ムンジャンガンから、ウブドに行く途中、Munduk付近を通り、コーヒーハウスで休憩をとった。コーヒーもおいしかったし、緑豊かなジャングルの中の景色が素晴らしかった。標高が高いので、涼しく過ごしやすいのも魅力の一つだ。バリ島は、ビーチ、ライステラス、山、寺院、スパ等、様々な体験ができる魅力的な場所である。その中でも、私達は、ビーチよりも緑豊かな自然の中で過ごす休日の過ごし方を好んでいる。
 
また、夫と息子は大のコーヒー好き。私も彼らの影響を受けて、コーヒーの魅力がわかり始めている。コーヒーがどんな場所で出来ているのか知りたいし、コーヒー豆になるまでの加工過程や、おいしく入れるためのコツにも興味がある。写真はコーヒーの木である。
 

 

定年退職後、夫婦での海外旅行を始めるには、早すぎるかと思ったが、早すぎることはないと思った。旅行は好奇心が刺激される一方、体力もいるし、個人で海外旅行をするためには、スマホの活用が必須であることが、否めない。先延ばしをしたり、できない理由を探すより、元気なうちにやりたいことに意識を向けて、どうすればできるのかを考え、行動に移すことが、大事だと思う。時間は有限だ。
 
今日もお読みいただきありがとうございました。