手術 | atk's NOTE

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日常日誌。

10時を過ぎてしばらくたった頃、昼頃手術やしあと二時間ぐらいかなぁ…寝ようかなぁと思っていたところに看護師さんに手術室に移動しましょうと声を掛けられました。

まだまだだと思っていたので終わった思わず「え?もお?」と言ってしまった(笑)。

ジンジン痛むでしょう?と言われたんですが私は全く感じませんでした。



お手洗いを済ませていよいよ手術室へ。
出血はありませんでした。

まず不織布の帽子をかぶりスリッパを履き替え手術室内へ入ります。

入った瞬間、緊張感がドドドドドーっと押し寄せてきた。

手術台に乗り、血圧、心電図、酸素測る指先洗濯ばさみみたいなん装着。

点滴三種類。
看護師さんもこの手術経験ありということで、点滴薬の痛みとか教えてもらいました。

が、手術台に乗るとやはり怖くなります。
さらに心拍みるモニターも恐怖心煽ります。

そんな話をしてると看護師さんが昨年大学付属病院でお腹を切る手術をされたそうで、手術室14とかでまるで映画館やと色々話して紛らわして下さいました。


先生を呼ぶとすぐに登場しそうだったので酸素マスクを付け、登場したところで静脈麻酔開始。10時半過ぎだったかな…

消毒が冷たくて「冷た~」と言った記憶まであり、次の記憶は看護師さんに呼ばれている声とお腹の痛みと口の中から喉にかけての乾き!

そのとき夢で手術室を長女と次女が走り回ったり私にくっついてきたりしている最中で思わず夢の話をしてしまいました。麻酔も醒めきらないボケボケの状態で(笑)。
お腹の痛みは子宮の収縮。
口の乾きは口開けて寝てた証拠だな(笑)。

何か受け答えをしてベッドで部屋に運んでもらいまたそのまま眠りました。
眼鏡を外していたのであやふやですがたぶん11時頃だったんじゃないかなぁ…

次に目覚めたのは12時ごろ。
お手洗いに行くためナースコールをして、でもまだやっぱり眠い。

血圧を測定し、お手洗いまでぼーっと移動。
オムツを穿いていました。
出血はそこそこ。

部屋にまたぼーっと戻り、点滴がもう終わりそうだったのを看護師さんが外し、ちょっと気になっていたことを聞きました。

「胎嚢とかってありました?」

自宅での出血が多く、胎盤が出てくる感覚に近い感じもあり、内診で大部分出てしまってる、ということはもしやトイレで流したんじゃないかという…

先生が(表現悪いですが)掻き出してはったんでちゃんと居てくれてましたよ、という返事を聞いて安心しました。

血液がだいぶ固まってズルンとでてしまったんだと思うけどギリギリのところで残っていたようです。

9wのベイビーは病理検査の検体に出されました。
未だ解明されていない流産の原因の解明に貢献ですね。



NSTの音、スリッパを摺る足音、ドライヤーの音、水の音、新生児の泣き声、
賑やかですが麻酔の威力は偉大です。眠っちゃう(笑)。


麻酔がすっきりしたかなと感じたのは2時過ぎてから。
でもボーッとした感じは続いていてしばらく続くらしい。
4時に迎えの電話をして退院です。

外に出ると曇りだった空は冷たい雨に変わっていました。