シェル石油、電気自動車の充電に注力するため1000のガススタを閉鎖 in USA | 欧米気分を味わう方法 Ver.アメブロ

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ブロガー&フリーモータージャーナリスト&考察屋のブログです。

 

 

 

 

 

さて、世の流れは電気自動車です。

え?もう停滞?

いえ、伸びが鈍化しているだけです。

増えてはいますよ?

 

え?ハイブリットシフトしている?

そりゃ規制の関係で新型モデルの内燃機にMHEVつけてるんですからそうなりますよ。

 

え?BEVはハイブリットより技術が低い?

そう思うあなたの思考がやばいです。

走りに対しての技術力は電気自動車のほうが圧倒的に上です。

 

見る視点でいろいろ変わりますが、パリ協定がある限り全ての分野で脱炭素、再エネが進むのは確実なわけで。

 

そうそう、日本は再エネでなくあえて石油に頼るべき・・みたいなアホな話を見ました。

そのほうが安全保障上いいんですって。

つシーレーン

 

これだけで論破できますわ 

 

 

というわけで、そんな広ーい意味での変化に、自動車分野だけであーだこーだ言って反対していることが如何に視野が狭いか?

・・ということにみなさん早く気づいてほしいもんですが、そんな中、あの石油会社が電気自動車の充電に注力するんですって。

 

 

 

それがシェル。

 

もちろんアメリカでの話。

 

 

電気の未来に向けてシェルは1000のガススタを閉鎖するとのこと。

将来的にガソリンはバックアップの役割しか果たさない・・とも。

 

過激ですよね。

 

さて、掘り下げましょう。

 

エネルギー転換戦略というのがあるんです。シェルの。

 

 

https://www.shell.com/sustainability/our-climate-target/shell-energy-transition-strategy/ets-2024/_jcr_content/root/main/section/text/links/item0.stream/1710386815551/26357bbb7c06090d26fe803a7da5f23c637c8a56/shell-energy-transition-strategy-2024.pdf

 

 

それには2024年から2025年の間にガススタを1000カ所閉鎖、具体的には売却するんだと。

 

そして再エネ前提の電気自動車の動きに応えてEVステーションを配分するとな。

 

 

日本では信じられないような話ですよね。

 

 

そのシェルは世界規模でEV充電に投資をしており2023年末時点で約54000カ所を運営しているんですって。

 

日本は?・・と思いますが、これが温度差なんでしょうね。

 

 

で、シェルは2025年までに7万カ所、2030年までに20万カ所の充電ポイントを整備するんだとか。

 

 

 

こういう感じなんでしょうね。

 

これは中国深圳の空港に設置したステーションですが、

これを毎日数千人が利用しているとのこと。

 

またシェルはそれに関連する会社も買収。

ネットワークを広げようとしています。

 

 

そのレポートによると石油需要の伸びは2020年代後半には鈍化。

電気自動車の成長により2030年代には減少に転ずると予想しています。

 

そして電気自動車は現在の4000万台から最大2万7500万台(2030年までに)とも予想されています。

 

この電気自動車の成長にチャージポイントは重要・・との認識らしい。

 

尚、カリフォルニアでは水素ステーションを廃止。

 

非常に明確なメッセージとなっていますよね。

 

 

そしてシェルは「将来的にはガスはバックアップの役割を担うようになる」と。

 

 

 

日本では信じられないような話ですよね。

 

 

 

というわけで、パリ協定の目的に対し規制がいろいろと強化されていく世界。

自動車メーカーは徐々にEV(BEV&PHEV)にシフトする必要があるわけですが、

この流れを理解できていない反BEV派ってほんと多いですよね。

 

 

主張していることでうsが、その議論はもう終わってるんですけどねぇ

 

 

 

 

というわけで本日はここまで。