【大前提】これからの自動車業界の流れはCO2対策を軸に進みます【ディーゼルは続きます】 | 欧米気分を味わう方法 Ver.アメブロ

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ブロガー&フリーモータージャーナリスト&考察屋のブログです。

 

さて、今日はもうひとつのブログからの転載ですw

なぜか?

 

結構書き込んだので。

 

ということで、昨日むこうを見ていただいた方はスルーでよいかと(笑

 

 

 

 

 

さて、何やらEVの波ががさーーーーーと流れてきております。

 

でも昨年の記事で「騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる」ってのを書いてるライターがいて、すごく異次元を感じたんですが、世界の自動車業界ってのはEV化・HV化を加速させています。

それと同時のディーゼルの後処理にさらにコストを追加。

ツインドージングみたいな1本でたりないなら2本打てばいいじゃない・・な思考で、

新たなシステムが出てきていますが、それは補記類だけ。

 

そしてガソリンエンジンやディーゼルエンジンの新規開発は中止とかニュースが出てきております。

 

これらがそのように進んでいる理由はEUのCO2排出量規制の都合。

2021年までにメーカー平均CO2排出量95g/kmが義務づけられています。

 

別にディーゼルゲートでひっかかったとか云々とか関係なしにこっちの規制対策で色々策が必要になったわけです。

 

ディーゼルゲートが〜・・いう人らがいますが、実際問題CO2規制をクリアするのにディーゼルは必要なので、なくなることはありませんよ。

CO2排出量はめっぽう少ないんですから。

 

でも、そのディーゼルを活用しつづけるには後処理が重要になってくる・・てことですね。

 

そして48Vのハイブリットの活用=電動化ってのが盛り上がってるのも同様の理由です。

これはハイブリットだけでなく補記類の電動化も含んでいるんですが、幸いにもモーターやバッテリーの性能が向上していっているので、そのアシストの結果、排気量を落としていける・・ということです。

※理解の仕方で差があることは前提として。

 

つまり、小排気量にすれはそれだけCO2対策で有利になるという思惑もそこにあるってことですね。

 

 

で、最近EVがテスラモデル3やポルシェタイカン、VW iD.3など一気にデリバリーが進んできております。

 

これらはいままでのEVの次世代となり、航続距離が実用的です。

これもそれらの技術が実用的なボーダーラインを超えてきたからこそなんですが、

これらのメリットはゼロエミッションもあるんですが、部品点数が少ないこともメリットとなります。

 

 

これらをミックスしてCO2規制に対応していこうとしているわけですね。

ちなみに販売台数が多いメーカーほど規制が厳しいので、

大メーカーほど真面目に取り組んでいるといえましょう。

 

 

新規エンジン開発中止ってのはこれらに絡んでいまして、ある意味内燃機関は構造上いきついているという考えがあります。

※あくまでのエンジン基本構造。

 

その新規開発・性能向上よりもモーター・バッテリーの性能向上の向上が先行していくであろうから、内燃機関については現状のリメイク・補記類などの性能向上で性能を向上させよう・・となるわけですね。

 

 

一生懸命やってもモーターやバッテリーの性能がヒュッとあがれば、その性能差は埋まりますもんね。

もうそれが見えてきているってことでしょう。

 

 

ちなみにCO2排出については動力以外の製造でもあるわけですがEVは部品点数が圧倒的に少ないのでその点もトータルではメリットがあるとかないとか。

 

 

そんな感じですが、内燃機関は48Vとの組み合わせで補記類電動化、エンジンのトルクの谷を完全に潰していき、出だしもモーターでスムーズに。

 

そのモーターの性能を生かすのであればロスは極力なくしていく・・てのがトレンドとなるんですが、結果ロスの少ないDSGがより活用されるわけで、某サプライヤーメーカーはハイブリットに使われるDSGは2017年の15%から2027年には36%に倍増すると予測がされております。

48VがDSGのネガな部分をなくしていくってのはいうまでもなく。

 

 

ちなみに将来的な世界的なパワートレイン予測はこれ。

 

 

 

 

はい、見ての通り2030年でも内燃機関だけでも34%あります。

そしてBEV、48Vもそれぞれ25%程度を占めるように。

 

DSGの増加ってのはこの48Vに紐付けされてるってことですね。

 

 

 

そんな感じで自動車業界は動いていってますが、この内容を見るだけで国産メーカーが厳しくなっていくのがよくわかるかと。

 

 

いやいや、日産のリーフがある!・・とかいう方もいそうですが、

今後のEVの流れは専用シャシーでの開発となります。

 

FF+トーションビームなガソリン乗用車プラットフォーム転用ってのは限界が近いかと。

 

 

iD.3などはMEBという専用プラットフォームです。

e-ゴルフとかは既存MQBなのでその違いってことですね。

 

 

 

で、そのiD3はこんな感じでバッテリーが本田の燃料タンクみたく並んでいます(笑

従来燃料タンクがあった場所にはモーターが。

つまりRRですね。

でもって重量物が下に集中しているので、重心がやたらめったら低いので・・

 

 

 

 

こんな感じで旋回などでもメリットがでます。

 

ちなみにiD3はフロントストラット、リアはマルチリンクです。

テスラモデル3はマルチリンクですね。

 

ということで、スバルの水平対向を葬り去るほどの低重心、

で、後輪駆動でちゃんと動くサスがついていっていくのが最近の新型EVです。

リーフが太刀打ちできなくなるってのも納得いただけるかと。

 

 

そしてそのEVと48Vやガソリン・ディーゼルが将来的にどうなっていくか?・・ですが、

もちろん続いていきます。

 

メリットデメリットがそれぞれ違いますから。

 

ちなみにEVが性能向上すれば48Vもそのまま性能は向上します。

だったらガソリンやディーゼルはなくなるんじゃ?・・とか思うでしょ?

航続距離や原油の事情でそれらも継続となりますよ。

 

超えられない壁があるってことですね。

 

まぁ、用途によっては淘汰されていくと思いますけどね。

 

 

そうそう、EVといえば充電。それのインフラが〜・・てのはよく言われますが、

テスラがスーパーチャージャーをあっちこっちにつけ始めてます。

これは急速充電なんですが、30分かからずにほぼ満充電まで持っていけるんですって。

 

残容量などによっては10数分で事足りるかもしれません。

このように充電インフラも徐々に増えています。

 

これらから見るに EVが現実的なものにどんどんいってるということがわかりますね。

まぁ、まだまだ課題はありますが。

 

一方、水素自動車は(略

 

 

 

そんな感じですが、ざーっと書きましたが、これもまた現実です。

 

 

面白いもんですよね〜

短期で見るか、長期で見るかの差・・なのかもしれませんけど。

 

 

 

 

はい、まるっと転載です。

 

ということで今日はここまで。

 

 

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