で、イメージ戦略というか印象操作というか、そういうのもある訳です。
自動車についてですが日本では何かと国産車メーカーが有利になるようなバイアスがかかった報道が目立つように思います。
輸入車について雑誌などの評論でお金もらって御用記事みたいなのもありますが、
それよりも巧妙に広範囲に国産メーカー忖度はあると思います。
まぁ、その言い方では世の中「金」ですよ・・て感じですよね。
流行ってなくても流行ってるといい、金が尽きるとピタッと話が無くなるとかもザラですよねぇ
流行って誰かが流行らせたいもの・・という認識が出来てから冷めた目でみてしまうピュアな45歳は私です。
で、今しきりに言われてるのが自動車のEVシフト。
これらが急激に行われる・・とか言われてますよね?
そんなことある?
いや、理想と現実でそれっぽいのは増えても実際に置き換わるまでもいかないし、
増えてもマイルドハイブリットだけですよ。
少なくともこの先5年は。
自動運転もしかり。
なんでこんな話の論調が多いのかというと、
ひとつはマスの国産ハイブリットへの忖度でしょう。
ヨーロッパではディーゼルゲートの件があったもので、
バブル的にEVだハイブリットだ言われてますね。
あくまでも「バブル」と。
メーカー側としてはサプライヤーが頑張ってそのシステムを完成、
既存のものとの置き換えをしてもコストメリットがあるので進めるわけです。
ベンツ6気筒が最たるものですね。
でもね、現実はガソリン/軽油車がほとんどでEVなんで数パーセントなわけですよ。
普及しない理由もあるわけで。
充電の煩わしさとそのコストですよね。
それがある以上、飛躍的なシェア向上はありません。
そもそもその充電するときの電気はどうやってつくってるん?・・みたいな。
まさか風力発電の電気が都合よく自分のところに来てるとか思ってる人いませんよね?
で、結局これらは充電なしで運用できるくらい、発電側がより高効率になってバッテリーも小型で大容量になり、モーターも少ない電力で大きな動きをする・・とならないとダメってことです。
東京ー大阪走破できるEVが無い段階で実用的でもないわけですし。
そんな感じですが、それらの流れのきっかけになっている「事」があります。
州法によりZEV を推進する環境先進州カリフォルニアの法律ですね。
ここのが非常に厄介で、ディーゼルゲート事件もこの州がなければ問題になる事は無かったと思われます(笑)
結構色々極端です。ガソリン車/ディーゼルの基準も。
そのZEV関連州法の内容としては
・州内で一定台数以上の自動車を販売するメーカーは一定のZEV比率を達成しなければならない。
→現在、年間 6 万台以上を販売する自動車メーカーに 対して販売台数の 14%をエコカーにするよう義務付け。
※ハイブリッド車はこれまでエコカーに含められていたが、17 年秋以降に発売される「18 年モデル」からは、エコカーの対象から外される。
※ただし同じハ イブリッド車でも、PHEV は引き続きエコカーの対象に。
・エコカー比率を達成で きない自動車メーカーは、
1)カリフォルニア大気資源局(CARB)に罰金を払う。
2)競合他社から二酸化炭素 (CO2)の排出枠(クレジット)を購入。
こういう厄介な半ば利権のような法律があったりするわけですw
それらの状況なども合わさって各メーカーは用意せざるえない状況も出てくる訳で、
そのあたりのバランスで色々と車が出てくるわけですよね。
とりあえず作りました感があるEVなんかは、ほぼそれ対策と思っても良いような気が(笑
そんな感じですが、エネルギーを生かすのにガソリン車以上のCO2が製造過程で必要だったり、それ以上のコストがかかったり本末転倒な事が起きているわけですが、
エネルギーの保存・輸送が簡単なものにそれらが簡単に置き換わるかというと、ありえないと私は考えています。
システム的に一番リアリティあるのはBMWや日産がやってるエンジンで発電でモーターで走行のシステム。
あれでディーゼルやロータリーが出てくりゃ本物だと思うんですけどねぇ
水素自動車もなんかやってますが、普及には壁しかありませんよ。
水素を作らなければならない段階でどうなんだと?
そしてその保存も問題だし、そもそも作る段階でCO2どれだけ出るん?・・みたいな
てかね、船・飛行機・鉄道・トラックで石油が使われているその理由と、
それらに対して乗用車の排気量を比べたら乗用車のそれって僅かですよ。
乗用車以外が変わらないのに乗用車だけ変わるわけが無いと思いません?
それくらい石油は強いってことですよ。
そうそう、どこぞのニュースでどこかでバーレーンが最大の油田発見したいうた話が出てますよね。
それで価格は下がるんでしょうかねぇ?
あとガソリンの価格は下がっていいはずなのに、なんでハイオクは150円/L近くするんでしょうね??(笑
なんか昔の4ATが全盛期だったときってレギュラー100円くらいが普通でしたよねぇ?
その時の燃費って今と比べたらすっごい悪いんですが、今高いのは燃費が良くなって消費が減った分、利益確保で乗せてない??・・とか思ちゃうのは私だけ?w
それかお金(=税)を集めないといけない何かがあるとか?
そういや自分がガキのころはノストラダムスの大予言とか、石油枯渇説、あと20年とかで石油なくなるとかありましたよねぇ
全部ウソでしたねぇ
懐かしい思いでです。
それらも踏まえて、今のその取り巻く環境が大きく変わるか?・・となると、
エネルギー政策についての代替案はあってもそれが主流になることは当面ないでしょうねぇ
まぁ、そんな感じですが、個人的にはインホイールモーターをやってるメーカーって一昔前は頑張ってて展示会とかでもすっごく出てましたが、今は「やってますよ」ってくらいで押し出し甘いですよね。
やらないと次には進みませんが、やっても売れる目処が無いって辛いでしょうね。
そんなことでタイトルの件。
テスラモーターズが何やら怪しくなってきましたね。
エイプリルフールで自虐ネタか?・・と思うようなことを発信してましたけどね、
実際に傍目から見てもやばいっすよね。
株価も大暴落してるのは有名だと思いますが、生産目標も達成不可なんですよね。
不良率がビビるくらい高いんですって。
あとキャッシュバーンレートが凄い高まってて資金調達が必要みたい。
そんなテスラは自社EVの販売で得た余剰の CO2排出枠クレジットを他社に販売することで膨大な利益を得ていますが、要はこれがキモだってことでしょう。
・・となるとね、
そもそもEV売るってのは程々でいいと思ってて、この「CO2排出枠クレジットを他社に販売」することで食って行くのを目標にしている会社だとすれば・・
日本でいう補助金目当てな感じの業態と同じですよね。
そのEVが、はたして世界を制覇することがあるんでしょーか?
電気を有効に保存できない段階で(以下略
これを解決できる技術があればマトリックスのようなホバークラフトできるかもね?
そもそも浮く原理がわからんけどwww
でもそんなの出来たら間違いなく石油に取って変わるよね。
そうなると・・
あ、グダグダ書いたので話の筋が飛んでるかもしれません。
適当に流してくださいw