終わった人 の第2章 | 敦行の日記 続編

敦行の日記 続編

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1ヶ月がたったが本当にやる事がない。


人にとって
やることがない日々は不幸である、、、。


毎日、生活は規則正しく律してきた。


今は幾らでも好きに暮らせるが、
休日に昼まで寝ていることも、
陽の高いうちから酒を飲んでテレビを見ることも、仕事があればこそ、、、。


午後が長いのもつらいので、妻に作ってもらった昼めしは1時半に食べる。



そして、夕飯時に、必ず翌日の昼ごはんがいるかどうか妻が聞くようになった。



見栄から、大学の友達と会うので昼も夜もいらないと嘘を言う。



2ヶ月が過ぎた。



老人がやることだと思いやらなかった散歩を始めた。


散歩でもしない限り時間がつぶせない。



散歩途中、植木職人がいた。



植木屋や建具職人とか、特殊な技術を身につけている者は幸せだ。



技術と体力が確かなうちは、続けられるし終わらない。



サラリーマンは、人生のカードを他人に握られる。配属先も出世も他人が決定した。




妻の甥っ子と飲んでいる時、見栄を張らないで生きた方が得だよ!と言われた。



 カルチャースクールに通うのもいいよ、と言われたが、ヒマなジイサン、バアサンと一緒なのは嫌だ。



気がすすまず、 それでも気をにしてくれている妻の甥っ子の手前、スポーツジムに申し込むつもりだと言った。



翌朝、スポーツジムに行くと、、、

まるでジジババのサロン。



この仲間に入ったが最後、一気に老け込むと思い申し込みはやめて帰ろうと思った。




しかし、インストラクターの祖父が84歳で今でも一人でどこにでも歩いて行っている、と言う話を聞いて気持ちが変わり、入会することに。




できるだけ長く、一人で歩きたいと思っているので。



入会後に体力測定をすると、63歳の年齢よりかなり劣っていることが判明。入会してよかった。



ふと見ると若い鍛えられた筋肉、端正な顔立ちの三十台半の男性、鈴木さんがペンチプレスをしており、ジジババから甘えた声をかけられている。アイドルのような存在みたいだ。



スポーツジムに入会して1ヶ月。



ジジババからのランチの誘いには乗らず、断り続けていた。



しかし、めしを食って、筋トレして、寝るだけの生活が動けなくなるまでずっと続くのか?




何でもいい、何か仕事を探そう。学歴も職歴もプライドも捨てて。




そんな時、ジムの帰り道、高級外車の後部座席に乗った、鈴木さんに声を掛けられた。



ジムのジジババとランチに行くから一緒に行きましょうと。強引に高級外車に引き込まれ、、、