私は、ご相談に来られた女性に
よく尋ねる大切な項目があります。
それは
【なぜご主人と夫婦でいたいのか】
ということ。
結婚をして月日が経って
すれ違いを経験し
不安や悲しみを体験し
いざ【離婚】という文字が
浮かび始めると
とりあえず
“離婚したくない！”
という感情が沸いてくると思います。
・心理的反射なのか
・“離婚“をしたくないだけなのか
・経済面なのか
・子供のためなのか
・ご主人との未来を望んでいるのか
人によって違うだろうし、
何個も当てはまる人もいると思います。
しかし、
どんな状況であれ、
【なぜご主人といたいのか】
という部分をハッキリと分からずに
修復を目指していても
なかなか修復が進まなかったり
心が折れてしまいやすくなります。
なぜなら、
もし、
ご主人じゃなきゃいけない理由が
ないのであれば
修復する必要もないし
そういう気持ちって
ご主人に伝わるからです。
例えば、
夫の悪口を言っている人で
よく耳にする
「夫は、ただのＡＴＭだから」
という言葉を例にあげてみると、
「夫は、ただのATMだから」
って思っているなら
「妻は、ただの家政婦だから」
って思われても仕方ない。
ということ。
感情って、
上手く転がしているつもりでも
何等かの形で伝わり返ってきます。
そして、
ご主人に対しては
そう思っておきながら
愛してくれない！
大切にしてくれない！
女扱いしてくれない！
と言っても
絶対に叶わない。
ということです。
相手のどういうところに
自分が惚れ込んでいるのか
どういうところに惹かれて
この人と結婚して一生添い遂げたい！
って思ったのか。
こういうところを
曖昧にしていて
分からない状態だと、
もちろんご主人も
あなたの良さを
きっと忘れかけていると思います。
夫婦って、
毎日顔を合わせて
当たり前を当たり前に過ごして
時間を共にする相手だから
細かい配慮とかって
無くなっていくんですよね。
もちろん、
これは仕方のないことだし、
常に気を遣うなんて
お互いに疲れるだけだし
ご主人もそんなことは
求めていないから
必要ないですが
大切な部分は忘れずに
意識して温めていく必要があるんです。
不仲の状態が続くと
離婚した方が良いのかな、、、
と揺らぐこともあると思います。
でも、もしあなたが
夫婦関係を修復したい
って思っているのなら
【なぜこの先もご主人なのか】
というところを
今一度、しっかり考えてみましょう。
”優しい”とかではダメですよ！
優しいだけなら
世の中にたくさんいますからね
それしか出てこないなら
きっと、ただの依存だと思います。
【この人だから】
という部分を
細かく考えてみてくださいね！
もし色んな感情に埋もれて
分からない！
と感じる場合は
なぜこの人と結婚しようと思ったのか
を考えてみてください。
これが夫婦の原石であり
修復や構築するのであれば、
今後も大切に夫婦で温めていく
大切な宝になりますよ。
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