まだ私が結婚する前の体験で
夫婦関係において
とても分かりやすい事例を思い出したので
今回はそれを例に挙げて
お話していきたいと思います。![]()
友達夫婦と食事をしていた時に、
【家事の分担について】の話になりました。
その時に、Aちゃんが、
「もっとこうして欲しいなぁとか
思うことはあるよねー」
と話すと、
Aちゃんのご主人が、
「友達の旦那は全くしてくれないらしくて
それでも俺は家で文句言われるって言ったら、
奥さんが欲張りすぎなだけだよねって言われたよ」
と返答。
その瞬間、一気に空気が重くなったのを
今でも覚えています。
さて。
あなたは、
この会話のどこに
引っ掛かりましたか?
私がAちゃんなら、
“やってくれない底辺の旦那と比べてんじゃないよ”
ってツッコミたくなったり
ご主人の友達の女が
勝手に否定してきていることにも
腹を立てただろうなと思います。
しかし、
今回の事例のようなことって
夫婦の日常の中で
ちょいちょい起こったりしませんか?
何かむかつく。
何なのその言い方。
何でそんなこと言われなきゃいけないの?
ということや、
あとから会話の内容を思い出して
あれもこれもと
余計に怒りが増幅してきて
モヤモヤしたり。
そんな経験は、ありませんか?
こういう時に、ご主人に
怒りのまま向かっていくと
【売り言葉に買い言葉】になってしまったり
お互いを必要以上に否定して
傷つけ合ってしまい
夫婦に溝が出来たりしていきます。
そして、こういう時に強者となるのは
女性であることが多いです。
なぜなら、
女性は記憶の引き出しが
とても柔軟で
1つの【怒り】の事例から
過去のあらゆる【怒り】の出来事を
引っ張り出すのが
とても得意です。
そして
女性は感情の生き物なので
怒りの感情もしっかり乗せた上で
あらゆる武器を持って
参戦します。
だから、多くの男性は
ある程度言い返して
あとは逃げるように
心のシャッターを下ろしたり
外に出ていってしまったり
部屋にこもってしまったり
するのです。
では、どうすれば
この事態を防ぐことが出来るのか
というと
私たち女性は
・記憶を引き出してしまう生き物であること
・感情的になってしまうこと
を認識することが必要になります。
これを認識することにより
思考を必要な事柄に
焦点をあてることが出来るので、
話の的をおさえながら
会話が出来るようになります。
感情的にあれもこれも
引っ張り出して話している状態というのは
現時点の話し合いの論点と内容が
ズレてくるため
「いつの話してるの?」
「なんの話してるの?」
と男性は苛立ちを感じたり
【解決しない無駄な話し合い】と
感じてしまいます。
だから、
ちゃんと今起こっている出来事を切り離して
・どうして嫌だと感じたのか。
・何が気に入らないのか。
・自分たち夫婦はどうありたいのか。
という部分を
考えることが有効です。
これが出来るだけで
ご主人の逃げの行動が格段に減り
実際に解決方法も
2人で考えることが出来るので
これが、
自分たちらしい
夫婦関係を構築していく
ということに繋がっていきます。
イライラ・モヤっとが出てきたときは
意識してやってみてくださいね!
幸せな女性、ご夫婦が増えますように。



