エルゴチオネインについて第2回~頭脳が追いつかない~ | たもぎ茸の事なら株式会社アスリー

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昨日は少々おふざけ気味だったので、今日はほんの少しだけ頭を使います。

前々々回の記事で抗酸化作用とは何だろうとお話ししたので、今回は「活性酸素とは何ぞや」ということを勉強してみました。知恵熱出るかと思いました。

 

抗酸化作用の会ではあたかも悪役のような紹介をしましたが、はたして実際はどんなやつなのでしょうか。

 

 

活性酸素といってもいろいろあるようで。

スーパーオキシドアニオンラジカルやらヒドロキシルラジカルやら過酸化水素やら一重項酸素やらやらと…。

 

( ^ω^)…

とにかくいろいろあるのです。

体内で処理しきれなくなった酸素から生まれたり、紫外線を浴びることによって生まれたりと、種類によって発生方法も様々です。

 

中でも特にやんちゃなのがヒドロキシルラジカル。

短い寿命でがむしゃらに酸化しまくって、嵐のように去ってゆく。

そして奴が通った後には、様々な病気のリスクが魔の手を…。

 

( ^ω^)ぐぬぅ…

酸化によって無理やりな変化が起こり、動脈硬化やガンといった聞くだけで背筋の凍る病気へのステップが出来てしまうのですね。あら嫌だ。

 

 

これだけしか聞かないとまるで活性酸素全てが悪の組織みたいですが、一方で私たちに欠かせないものでもあります。何事にも二面性があるものです。

 

攻撃力(酸化)を活かして、外敵から私たちの体を守る為に利用できるのです。過酸化水素をオキシドールと言い換えれば、医療関係者でなくてもピンとくるのではないでしょうか。ガン治療としてよく耳にする放射線治療も、あえて活性酸素を増やしてガン細胞に突撃させるという仕組みです。毒を以て毒を制す。

また、そういった活性酸素の使い方は私たちの体の中でごく自然に行われています。白血球も自ら活性酸素を作り、手駒として細菌と闘わせています(お前そんなことしてたのか…)。

 

( ^ω^)ちょっと良いやつに見えてきた

ところがどっこい。

活性酸素に善悪という意識は無い…。

生きる上で欠かせない役割をもっていたとしてもそこはそれ。何事も限度があるというもの。

度を越して増えすぎると、やっぱり悪影響(細胞が老化したり、副作用が出たり)があるのです。この世は残酷ですね。

 

まとめ

活性酸素は生まれた状況等で性質が異なり、程度の差はあれ各々酸化活動を行う。

味方にもなるが敵にもなる、付き合いのむずかしいやつら・・・。

いつものように駆け足気味でしたが、本当に知恵熱が出そうなので今日はここまでです。

 

( ^ω^)結局よくわかんねぇんだよなぁ…

 

参考にさせていただきました

『日本抗酸化学会』http://www.jsa-site.com/index.html

中村 成夫(2013)「活性酸素と抗酸化物質の科学」,『日本医科大学医学会雑誌』Vol.9(2013)No.3 p.164-169

「抗酸化物質」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%89%A9%E8%B3%AA

 

2017/10/17 加筆修正