様々なスポーツで足のくるぶし下のあたりが痛む
患者さんの殆どは小学生~中学生で以下の主訴が多いです。
「捻った覚えがないが足の内側が痛む。」
「内くるぶしの下が出っ張ている」
「長く走ると内くるぶしの下が痛む」
ではその正体は?
「有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)障害」です。
外脛骨って言うと外側?って思うかもしれませんが足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)と言う骨の痛みです。
上の分類は舟状骨が通常より出っ張っている方の原因の形状です。
Ⅰ型(舟状骨に余計な骨がポツンとあります)
Ⅱ型(舟状骨に余計な骨がやや大きめにあります)
Ⅲ型(舟状骨その物が大きく出っ張っております)
*私が臨床でこれまで出会ったのはⅡ型、Ⅲ型が殆どでⅠ型は15年間で2名のみとレアです。
このように舟状骨が変異を持っているこどもは日本人の5人に一人と言われてます。
【当研究室でよく見かける有痛性外脛骨:右がⅡ型 】
原因んとなる後脛骨筋を緩めで患部をいつものスパイク治療で数ミリ単位で治療を行います。