日本史から学ぶこと | 未来スターを日々診療

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(たにかわスポーツ疾患研究室)

最近の日課と言えば、風呂に浸かりながら「日本史」をゆっくり読む事です。

 

歴史を学ぶことで教養の幅が広がり,判断力・決断力を培うことができる

 

こう考える様になったからです。

 

平安時代の貴族でもある菅原道真(みちざね)が亡くなられて1120年。

 

 

当時の右大臣であった菅原道真が同じく左大臣の藤原時平に事実とは違う讒言(ざんげん)を醍醐天皇に伝え、結局はめられた形で都(みやこ)から九州大宰府の権帥(ごんのそち)に左遷されました。*藤原時平の陰謀。

 

その時に道真が歌った有名な詩です。

 

「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」*菅原道真

 

 訳すと・・。

 

 

わが家の梅の花よ。 東風が吹いたら、私のいる大宰府まで匂いを届けておくれ。 主人がいないからと言って、春を忘れてはならないよ。

 

 

道真の悔しい思いが込められた、とても切ない詩である。

 

その2年後、道真は生涯を終えている。

 

先日、私のとても仲良しの2歳上の兄が支店の業績を上げる為に社長を任され海外に就任する事になりました。

 

私は兄のコツコツと歩んできた人生を知っているので彼の出世には心から喜びました。

 

まだまだこれから試練が多いかと思いますが、

 

私から彼に伝えたい・・。

 

「西風吹かば海風おこせよ日本海あるじなしとてを湾を忘るな」

 

ちょっと日本史かぶれですが・・笑。