関節の話 | 平スポの治療家トレーナーの読むだけで強くなれるブログ

こんにちは。

最近自分のトレーニングができていないなぁと

反省しきりの平スポ石井です。


たまには身体のの話でも書かないと、皆さんに何屋さんか忘れられてしまいそうなので・・・


今日は少し治療の話でも。



関節に痛みがあるとき、その関節の動きは大抵乱れています。



関節の動きには大きく分けると

 屈曲伸展 (曲げる・伸ばす)

 外転内転 (開く閉じる)

 外旋内旋 (ねじる)

に教科書的に言うと分けられます。


これ以外に、平スポでは

 スライド(関節面での滑り)

    と

 牽引と圧着(関節面が引き延ばされる・押しつけられる)

を重視しています。


これらの動きを、関節包内で自在に操ることができるようになると

痛みを瞬時に・または短期間にとることができるようになります。



余談ですが、とくに牽引と圧着に関してはなかなかイメージできない人が多いようで・・・

かつて、うちに来ている理学療法士の卵がその話を、理学療法士の養成学校で先生に話したところ、全然理解してもらえなかったそうです。

そんな先生に教わる生徒たちは本当に可哀そうです。


平スポにも理学療法士がいますが、うちの理学療法士は優秀ですよ。



最近では、関節を締めるというイメージで、圧着は徐々に市民権?を得てきた感じがありますね。

とくに、仙腸関節では良くつかわれるようになってきました。


それ以外にも、


頚椎の椎間関節

肩鎖関節

肩甲上腕関節

股関節

上・下脛腓関節


などは、圧着・牽引・スライドを適宜操る事により、痛みを取ったり、パフォーマンスを上げることに

優位に働きます。



ただ、圧着は非常に難しい。

各関節の解剖学・バイオメカニクスの深い理解、触った時の関節がどの位置にあるかのイメージ力、圧着方向、圧着力、全てが完璧でないと最善な結果をもたらしません


なかなか取れない痛みでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。