本件あまり語りたくない
意外にも是非が余り語られないことを鑑み、スポーツについて語らせて頂いている者として一言触れるべきと思うに至った
常々アスリートに対してリスペクトの気持ちが強くあり、否定的な意見は語りたくない


あくまで私見だが
井上尚弥ほどの偉大なボクサーはルイス・ネリという怪しいファイター(私見だがボクシングは出来るがプロボクサーだと思っていない)と同じリングに上がる必要はない、と思っている
ネリは確信犯的に
・ウェイトを守らず
・ドーピングしていない保証はない(※)
(これは悪口ではなく過去の実績に基づくコメント)
状態で決戦の日を迎え
発覚した場合、条件付きで拳を交えるか否かを井上サイドに問う可能性がある
そしてそれを拒否した場合は「井上が逃げた」と吹聴しまくる可能性が高い
(それは世界的風評被害でもある)
発覚しなかった場合もしくは拒否しなかった場合は、スポーツとは思えない圧倒的不利な条件で戦わざるを得なくなる
山中慎介サイドは問われて受けてしまった
あの1戦、私は怒りで脳内出血しそうになった
ネリが体重遵守=ジョーと戦う力石(古くてごめんなさい)状態のため、神の左を被弾したはず、と私は今でも思っている

例えて言えば
陸上100m競争で
走ることは得意だがアスリートではない1人が
「自分だけ10m前からスタートする」とし、同走のアスリートにOKか問う、という有り得ないナンセンス
フェンシングで
そこそこ心得あるが剣士でない1人が
「自分は打たれても反応しないスーツ着て、人より長い剣使う」とし、相手剣士にOKか問う、という有り得ないナンセンス
何故かボクシングでは有り得てしまっている
運営側が問答無用でアウトにすべし
決して競技者に実施有無を問うものではない

ボクシングで体重超過でリングに上がることは、上記例は勿論、格闘技以外のドーピングより悪質ではないだろうか
何故なら相手を不当に危険にさらすからだ

体重超過の時点ではまだボクサーだ
体重超過で神聖なるリングに上がった時点でボクサーではない、と思っている
野球のマウンドにサイボーグ型暴発ピッチングマシンを上げたとしたら
追放以外に何が考えられるだろうか
何故かボクシング界では追放にならない

井上が戦うボクサーはプロボクサーの中でもエリート
プロボクサーでないネリがエリートのプロボクサーにまで進化することは今世では不可能ではないだろうか

井上vsネリは行うべきではないと私は思う
100億歩譲ったとして
有り得べきルールが完全にスタンダードになって初めて、実施有無が検討のテーブルに乗るものだと思う

井上が1RでKOしたとしても
ESPNの評価もリング誌の評価もビフォアアフターで変わらない
井上が苦戦したとしたら
単なる悲しい出来事ではない
ボクシング界の汚点に他ならない




ところで
エキシビションマッチとして、特別ルールで行うなら
ネリが轟沈する姿を見たいなら
那須川天心vsネリ
の異種格闘技戦もありではないかな、と勝手に思っている


※ネリのドーピング
筋肉増強剤の一種「ジルパテロール」の陽性反応に対する言い訳
「ジルパテロールを接種した牛の肉を食べた」
私見だがこの発言により「黒」確定、理由は以下
・肉を食べても陽性にはならないはず(成分は血液→尿を徘徊するのであり増強された肉に残留するものではない、熱処理されてない肉を食べた訳でも生き血を飲んだ訳でもないはず)、稚拙な言い訳
・正直でない、かつ後ろめたいが故の発言