大谷MVPオッズ1位

はさておき

ダルビッシュから投手陣への「時差ボケ対策」が効いたと思う
流石はダルビッシュだ
「ボケ」という表記は好きではない、ボケではないし、しかしながらそれが最も通じるので、悪しからず

村上のホームランが今大会最速ホームランだったことには触れたが
実はそれより速い打球はあった
言わずと知れた大谷のライトオーバー2塁打だ
つまり、強烈打球ランキングのワンツーが侍ジャパンによるものだった

圧倒的な個の力がクローズアップされつつ、抜群のチーム力がクローズアップされている
これは多くのチームスポーツの中でも珍しいことだ

トラウトのスポーツマンシップ
決勝の侍投手陣の立ち上がりは素晴らしかったが、7回の大勢だけはピンチだった
無視12塁でトラウト、死球になっても不思議ない投球に対し
トラウトはグリップエンドで避けてくれた
正直無視満塁でゴールドシュミットとアレナドを迎えるのは、余りにも厳し過ぎる
大勢にとってトラウマになってしまうリスクもあった
仮にそうなっていたら、湯浅か宇田川だっただろうか
絶体絶命のピンチで、いきなり落差鋭すぎるフォークは中村悠平にとっても辛い
抜けるより掛かり過ぎる可能性の方が遥かに高いから
紙一重だったことはあまり報じられない
あそこで凌ぎきった大勢は凄かった

村上の覚醒、これは涙ものだ
準決勝と決勝の快打の映像を見る度に熱いものが込み上げる
最後のための伏線だった、とは良く言われるが
実際、村上に対してメジャーリーガーが最大限のリスペクトをしたのは決勝の第2打席以降
ストライクゾーンで勝負する気が全くなかった
バリー・ボンズ並みに警戒されていて村上がウェイティングだったら四球の可能性高かった

↑ナ・リーグではムーキー・ベッツがオッズ2位だ
↓ベッツからダブルプレイの大谷&中村&山田&源田は凄かった