世界で最も腰高な走りのアスリートでも腰が落ちることがある
世界で最も推進力があるアスリートも腰が落ちたら致命的に減速してしまう 

400mハードルのカルステン・ワーホルム
3000m障害のコンセスラス・キプロプ 

世界の評価は優勝候補筆頭
本人の評価ではもう1人強烈な候補がいたように感じる
いずれも最終盤のハードルの着地時に腰が落ちてしまった
次の瞬間には思わぬ大差
ライバルがイメージ以上に手強かったか
自らがイメージ以上に疲れていたか
僅かなイメージと着地のズレが生じたか
世界陸上での王者のショッキングな敗戦
超人も人間であることに気付かせてくれた
それは再度様々なことを教えてくれる


ところで
スーパーアスリートとは次元が違う話ではあるが
フレッシュな時に出来る動きこそ疲れてる時に出来るように成りたいものだ
腰が引けがちな時にこそ腰が引けたくないものだ 

腰が落ちないようにする(なるべく)
腰が落ちた時には重心が後ろに行かないようにする(なるべく)
そのためにどうするか 

踵に乗った時は臨戦態勢であることが必要(それより後ろに行かないために)
重心を前進させ続けておくことがポイント 

スクワットで(一見)オールアウト(もどき(殆どオールアウトではないけど))
になった時の崩れ落ち方がポイントだ
ここで決して尻餅を付かない
尻餅より跪くこと
要は重心を前に持って行きつつ終了する 

極意シリーズとして語れる程の話ではないが
最後の最後に尻餅をついていたら、「ヤバい」となったときも腰が引ける
臨床実験1/1(自分)なので一応100%ではある 

例えば
バランスディスクに乗った時、後ろに外れる癖があったら
その癖を一発で直す方法
スクワットしてオールアウト寸前で最後の1本をバランスディスクで行いつつ絶対に後ろに行かないようにする
すると、あ~ら不思議
フレッシュな時も後ろに外れなくなる
(という程劇的ではないが確実に効果ある)


いわゆる反復練習は疲れてる時にやるチックな話を以下に少々
小脳くんの鍛えたい部分はなかなか現れてくれない、なので工夫する話
↓疲れ果てた最後にゲートに入る話

↓練習で「ワンプレイ多い」話