ジョイント・バイ・ジョイント・アプローチ② | Peak Conditioning Blog

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千代田区、飯田橋駅東口徒歩2分のトレーニングジムです。
パーソナルトレーニング、セミパーソナルトレーニング、グループトレーニングなど、お客様にあわせた多彩なメニューを提供します。

こんにちは。

 

Peak Conditioning アシスタント『Y』ですニコニコ

 

今日は先日の続きのBlogとなります。

 

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こんにちは。

 

セミパーソナル/グループトレーニング担当の草野です。

 

 

前回、カラダの各関には安定性、可動性とそれぞれ得意な役割があるとご紹介しました。

今回はこの役割が破綻することで起こる悪影響について、お悩みの方も多い腰痛症と絡めてご紹介します。

 

 

 

①【手を挙げる動作】

手を上げる動作では、本来安定関節である腰が安定して、可動関節である胸椎・肩が大きく動くべきです。

 

しかしながら、この胸椎・肩の可動性が下がっている場合、十分に手を上げることができません。

そんな時に人の体は何とか手を上にあげようと、腰の安定性を犠牲にして腰を反らせることで手を高く上げようとします。

 

このような動作を代償運動と呼びます。

 

腰は本来大きく動くのを得意としていない関節なので、

このような代償動作を繰り返し行うことで腰痛症などを引き起こすリスクとなります。

 

このような動作で腰痛が起こった場合には、いくら腰の治療をしても腰痛は改善していきません。

肩や胸椎の可動性を改善させ、適切な動作に修正することで腰へ負担を減らすことが重要となります。

 

 

 

 

②【しゃがむ動作】

しゃがむ動作では、可動関節がしっかりと動き、安定関節の腰椎、膝関節は過剰な動作をせずに安定しているのが理想的な動きです。

しかし、右の動作では股関節の可動性が小さくなり、その分腰を丸める、膝を大きく曲げる代償運動がみられます。

 

このような動作によって腰や膝へのストレスが加わり腰痛や膝痛が起こった場合には、

いくら腰や膝の治療をしてもなかなか改善していきません。

 

痛みを根本から解決する方ためには、股関節の可動性を高めて、腰椎、膝を安定させて動けるように動作を修正する必要があります。

 

 

 

 

 

 

医療機関で治療をしているが一向に良くならない・再発をすぐしてしまう場合は上記の様な状態になっている可能性がとても高いと言えます。

 

 

 

また、安定関節と可動関節の関係性が破綻していると力のロスが生じ、パフォーマンスの低下にも繋がります。

 

ジョイント・バイ・ジョイント・アプローチの概念を持って日常生活や運動を見直して、

痛みのないカラダ・動き易いカラダを手に入れましょう。

 

 

 

 

 

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