紙飛行機 | 気まぐれ図書館

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気ままに綴っていきます。
主に、サイト更新関連かと。
社会人しながら、専門で小説の勉強中です^^

 遠くへ、飛んでいってしまえ。
 嫌なことは全部、この気持ちも、全部。
 そうしたら、いっそ、楽になれるのに。


――紙飛行機――


 見上げた空は、雲ひとつない綺麗な晴天で、いっそ、うらめしくなるくらい。
 自分が、どうして生きているのかすらわからなかった。
 この空の下、あの人は、何をしているんだろう。

 大すきだった、世界中の誰よりも。
 ううん、今も、大すき。
 だからこそ、ツラい。
 今、貴方が、何を思い、何を感じているのか、共有できないことが。

「もう、昔みたいに笑えないよ・・・」

 本気だったから、出た言葉。
 こんな風に思わなかったら、苦しまなくて済んだのに。
 きっと、今、私の顔に張り付いているのは、精いっぱいの作り笑い。

『大すきだよ、どんなに離れていても』

 今は、携帯に残されたそんなメッセージだけが、心の支え。

 まだ、何も見えないけれど。
 歩き始めた、赤ちゃんのような危うさを伴っているけれども。
 いつか、ちゃんと伝えたい、私のホントの気持ち。

「大すき…」

 例え、今この声が届かないとしても。
 悲しい気持じゃなくて、あったかい気持ちを伝えられるように。

 子供のころによく作った紙飛行機。
 あんな風に飛んで行けたなら。
 一番に伝えたい、この想いを。