王子様とお姫様。 1 | 気まぐれ図書館

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社会人しながら、専門で小説の勉強中です^^

 何をするでもなかった。

 ただ、歩きたくなって、どこへ行くでもなく歩いていた夜道。

 うるさい、嫌な音が響く。

「ッ…!」

 気付いた時には、目の前には、つまずいて、うずくまる少女。小説や漫画なら、これを運命と呼びたがるに違いない。

   ざぁぁ

 降りしきる、雨。

「……」

 気付けば、傘を差しだし、声をかけていた。

「大丈夫かい?」
「あ…」

 俺と君の、物語の始まりだった。