夏休みが終わり後期がスタートしました。皆さんはどんな夏休みを過ごしましたか?
アルバイトをしたり車の免許を取ったり、資格の勉強をしたり・・・。
長期の休みだからこそできる何かにチャレンジした人もいるでしょう。
私の大学生時のある長期休暇についての経験をシェアしたいと思います。
英語が大の苦手だった私
英語を話してみたいけど・・・。英語への苦手意識が強かったものの高校生の時から大学生になったら、漠然と日本の外に出てみたい、留学してみたいという思いがありました。
留学して自分の知らないことを学んでみたい、世界を見てみたいと思ってから、そのための資金集めを始めました。
当時高校生で雇ってくれるお店はなく、唯一見つかったお店はマクドナルド。初めて書く履歴書に面接に・・・。いろいろ緊張しながらも3年後大学生になったら行く「留学」に向けて一歩一歩準備を始めました。
ありがたいことにアルバイトの面接も受かり働かせてもらえることになりました。今の最低賃金を大幅に下回る時給690円という額でも、時間を見つけては働いて貯金したりしていたのも今ではいい思い出です。アルバイトから学べたことも多くあります。
挫折を乗り越える
高校3年間で頑張って貯めたお金。自分なりに英語の勉強も以前よりは取り組むようにして、高校の選択授業でも英語関係のものを選ぶようになりました。
全ては「留学」に行きたい。それに繋がっていたと思います。
留学の志望理由書も何度も考えては書き直して、面接でも熱意を伝えました。
が、結果は不合格でした。
大幅に留学前に必要とされる英語力に満たっていなかったことが敗因だったのです。
大学に入学してから、留学相談室に足を運んだり、いろいろな留学制度やカリキュラムの
冊子を見たりして胸は膨らむばかりだったのが、一瞬で崩れ去ったような気持ちがしてしばらく何に関しても投げやり。どうせ・・・とマイナスに考えてしまう負のスパイラル時代を味わいました。
だんだんとやる気を取り戻し、アルバイトでの経験や時間をこれ以上無駄にしたくないと考えるようになりました。
そこで長期交換留学は諦めたものの、留学エージェントに相談して短期での留学に行くことに決めました。
短期留学でも有意義に学びたいと考え、大学の長期休暇期間中という限られた時間でも一番日本人が少ない学校を紹介して下さい。とエージェントに相談しました。
今思えば、日本人がいても学べることはたくさんあるし、マインドや自分の行動が一番大切だと思いますが、当時は日本人が全然いない。そんな環境に身を置いてみたかったのです。
そこで紹介してもらったのはマルタ共和国のとある学校でした。
マルタ共和国ってどんな国?
最初はマルタ共和国と聞いてもあまりイメージがありませんでしたが、ヨーロッパに位置する魅力あふれる地中海に位置する島国です。
首都のバレッタは首都全体が世界遺産に登録されています。バレッタは16世紀に、聖ヨハネ騎士団がオスマン帝国の攻撃を防ぐために建設したという要塞都市で、歴史的建造物や遺跡もたくさんある魅力的な国です。
比較的温暖な気候で、公用語はマルタ語ではありますが、多くの人々が英語を使用します。
エージェントの方から説明を受ける中で、マルタ共和国に行きたい!!マルタ共和国でいろいろ体験してみたいと思い、即決定して出発日まで決めてしまいました。
あとは留学に向けて机上でできる勉強には力をあらかじめ入れ、役立つフレーズなどを勉強してみたりしました。目標が定まるとそれに向けてどんどん行動できていく自分が嬉しかったです。
私の訪れたバレッタの街並み
(次回のブログに続きます。)
英語コミュニケーション講座
担当講師 Stacy