この夏はカナダに来ています。海外生活には慣れていると思っている私でしたが、いろんな気づきやサプライズ、カルチャーショックは常にあります。その一部を皆さんとこれから時々共有させていただきます。

 

まず今回は言語についてです。カナダの公用語をみなさんはご存知でしょうか?

 

それは英語とフランス語の二か国語です。カナダには10の州(Province)と4つの準州(Territory)から構成されています。国全体としては英語が主要言語であると感じますが、モントリオールのあるケベック州ではフランス語を話すというのは皆さんもどこかで耳にしたことがあるかもしれません。ただ、ケベック州だけがフランス語を話していて、他の州では英語、と綺麗な線引きがあるわけではなく、英語主流の州であっても地域によっては小さなフランス語コミュニティが今も存在しているようです。

 

二言語が公用語とはどういうことかというと、公式な場所では両言語が存在する、ということです。例えば道路標識。英語の標識があるとその横にフランス語標識がある、という感じ。

 

少し見えにくいですが、このスピード違反を警告する標識の5m先にはフランス語の同じ標識があるのです。

 

私が滞在しているサドバリーという街にはカソリックの高校が街の丘の上に二つあります。一つは英語、その隣はフランス語の学校、とのこと。

 

またもっと身近な場所ではスーパーで買う商品には必ず英仏表示があります。

 

 

言語が複数混在する社会。日本にいると想像しにくいですが、この国ではこの二言語社会が「当たり前」なのですよね。

 

皆さんの周りにも日本語以外の言語が飛び交う場所がありますか?それはどんな言語でどんな人たちが話しているのでしょうか?

 

英語コミュニケーション講座

担当講師 Mitsi