前回に引き続き、チュニジア旅行記の2回目です。

 

タクシードライバーには動揺を感じ取られないように無理に冷静な様子を見せていたのも覚えています。

こういう時こそ注意散漫になって軽犯罪に巻き込まれたりと更なる問題を引き起こしかねないことを、今までの旅で学んだことが活かされた気がしました。

 

タクシー内では、砂漠に近いような道に興奮が抑えきれず、写真を撮ったり生まれて初めて砂漠の中のオアシスを見ることもできました。

 

駅までの道中、本当は行き先にたどり着けず困っていたはずですが今ある景色や経験を噛み締めながら楽しんでいる自分にも気がつきました。

 

無事、駅に着くことができ、次は駅員との交渉です。チュニスの文字とジェスチャーを使っての値段や時間の確認などを繰り返し、数時間後には無事、チュニスに着くことができました。

 

到着したことはもう日が暮れていたことから急いで宿に向かいましたが、途中で誘惑に負けてダイナミックなケバブを食べて腹ごしらえ。その日を無事終えることができました。

 

スイスとは全く違った街並みに圧倒されながらも、予想外のことが起こった際も慌てずに冷静に行動すること。言語の壁があっても自分の創意工夫や伝えたいという気持ちこそがコミュニケーションの原点になることを感じた一日でした。

 

次回はチュニジア旅行記の最終回です。

 

 

英語コミュニケーション講座 担当講師 Stacy