先週に続いてバヌアツ共和国での体験談。実際に現地の方の生活を見た体験をお話しします。

 

現地の生活を覗いてみたら

女性は上半身裸で腰みの姿、男性はペニスサックのみというスタイルで、原住民のダンスと共に迎えてくださいました。また、生活様式も見せてもらうことができましたが、とにかく女性が働き者で炊事洗濯、育児まで素早くこなしていました。

 

在住していたフィジーと似ているのは〇〇さんの子ども!という概念はあまりなく、村の子どもは一緒に皆で世話をするというところです。

家族というよりは村で一つのコミュニティを持ち助け合い自給自足の生活をしていました。

 

都市部にいってみたいか聞いてみましたが、村の人々は「今の生活で満足しているし、欲を出せば幸せは薄れてしまう。」と耳にした際には、ハッとさせられました。

目の前の小さなこと一つ一つに感謝したり、仲間を思いやったり、普段何気なく生活していると忘れてしまいそうな、「生きる」上での原点とも感じられることを話している村の人々に感動しました。

 

子どもたちも恥ずかしがりながらも一緒に遊んでくれたり、歌を歌ってくれたり、バナナの葉を料理に巻くのに苦戦していたらそっと手を差し伸べてくれたりと彼らの素朴な優しさを心から感じることができました。

 

大自然で心身ともにデトックス

その他、熱帯林に囲まれた滝で遊んだり、エメラルド色のリリーブルーラグーン

で泳いでシュノーケリングをしたり、海でウミガメと泳いだりしました。

人々の優しさだけでなく、大自然を体全体で感じることで、当時レポートや課題の提出で頭を抱えていた自分を一旦リセットさせることができ、最高のデトックスをした後、村を去りました。今でも村の人々には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

まとめ

当初はバヌアツ共和国がどんな国なのかもわからずに、まずは見てみたい!行ってみたい!の精神で訪問しました。

しかし予想を大きく上回る彼らの生活様式、また言語使用の成り立ちに大変感銘を受け

南太平洋によくみられるビスラマ語のような言語の成り立ちについて研究したいと考える第一歩ともなりました。

何より、小さな感謝、小さな感動の素晴らしさを教えてくれた村の人々との経験やもらった言葉は私の大切な宝物です。

 

立命館大学 英語コミュニケーション講座 

担当講師 Stacy