日本といえば、寿司、天ぷら、すき焼きといった時代もあったが、今はなんといってもMangaだ。古くは「ドラゴンボール」、今は「ワンピース」はもちろん、「呪術廻戦」、「僕のヒーローアカデミア」、「チェンソーマン」など日本でも人気の漫画があまり時間差なく、フランス語に翻訳されている。パリやリヨンなどの大きな都市だけでなく、地方の小さな町のスーパーにある書店でも普通に扱っている。その量や種類は毎回見るたびに増えているようだ。夫の友人のティーンエイジャーの子供たちも「HUNTER x HUNTER」のTシャツを着ていたりと、漫画がMANGAとして確固たる地位を確立していると感じる。
壁一面の漫画。もちろんフランス語版!
海外に行くと、現地のスーパーマーケットに行くのは楽しみだ。日本食はインスタントラーメンやしょうゆなどは普通に売っているし、寿司も結構売られている。そういえば、パリの主要な駅の一つであるモンパルナス駅には、寿司のテイクアウトがあったなあ。
しかし、フランスといえば、パン、チーズ、肉!その種類は豊富すぎていまだに把握できない。パンは日本に比べてかなり安く買えるし、とにかく美味!チーズの種類も豊富で、牛、馬、山羊などさまざまな味のチーズが楽しめる。日本だとチーズはおつまみな感じのイメージがするが、フランスの家庭では、食事の最後、デザートの前にチーズを食べる。最初の頃は「もうお腹いっぱいだよ~!」と思ったものだ。
スーパーの肉売り場。肉、肉、肉!
今回の写真はフランスの主要スーパーマーケットのE.Leclercのものだが、いわゆるマルシェでもさまざまな新鮮な食材が安く購入できる。そしてスーパーでもマルシェでもお店の人とよく会話している。コミュニケーションをとり、人と共に生きる。英語コミュニケーション講座が大切にする人と人との繋がりを感じながらのフランス(里帰り)旅行だった。
香川大学 英語コミュニケーション講座講師
Emma