私はバックパッカーとして旅することが大好きです。

さまざまな国籍や世代、目的を持って旅している人との交流から自分を見つめ直し学ぶことができるからです。

 

今回はアジアの最後の秘境とも呼ばれるラオスでの体験をご紹介します。

 

初めて参加したエレファントキャンプ

 

私がラオスを訪れた一番の目的と言えるエレファントキャンプ。

ラオスはかつて「百万頭のゾウの王国」と呼ばれるほど象がおり、また王様のみが乗ることのできる神聖な生き物とされていたそうですが、今は森林が減り象の数も減り象の暮らしも大きく変わってしまいました。また観光地での象乗り体験では象に大きく負担がかかっているという話を聞いて、その象たちを保護している団体に実際足を運んで実状学びたいと思い訪れました。

 

マホート(象使い)との出会い

 

私が訪れたエレファントキャンプではなるべく象に負担をかけないように象にイスをつけない、つける時間を減らすようにしたり長時間観光のために働かせたりしないよう工夫しているとのことでした。

 

エレファントキャンプで象に乗り森林の中を散歩するため、マホートからコマンドを習います。PAI(Go)HAO(Stop)PAI SAI(Left)PAI KUA(Right)などを習います。多すぎて全然覚えられなかった気がします。。。

 

けれども、象とコミュニケーションをとってみたいという思いから基本の言葉から覚えてマホートに発音が通じるか何度もチェックしてもらいました。

 

マホートはここにいる象たちの悲しい歴史についても話してくれ、長年苦しみ続けた象にとって少しでもいい環境を作ろうとしていることが伝わりました。人間が象のライフスタイルに合わせること、現状をより多くの人に広めることで象を助けるという大切な使命を担っていることも感じました。

 

続きはまた来週。

 

 

 

立命館大学 英語コミュニケーション講座 担当講師

Stacy