こんにちは。広島大学2年生のCathyです。今回は、私がオンラインシドニーツアーに参加したことがきっかけで、オーストラリア人の友達ができ、世界が広がったということについてお話したいと思います。

 

このオンラインツアーのプログラムの中で、その後の自分に最も影響を与えたのが、UNSW(University of New South Wales)の学生さん達との交流でした。初めて英語ネイティブの大学生と話して、英語の速さに圧倒されてなかなか聞き取ることができず、やはり生の英語は別格だなと思いました。UNSWの学生さん達は明るくて、優しくて素敵な方たちばかりでした。そして驚くほどフレンドリーでした。中には「これ、読み取って友達追加して!」とLINEのQRコードを画面に見せてくれた人も…。それがSteveでした。それがきっかけでSteveとLINEでやりとりするようになりました。しばらくたって、Steveに「NSA(Nippon Students Associationの略。オンラインツアーで交流した学生さん達の組織)のグループチャットがあるんだけど入ってみない?英語の勉強にとても役に立つと思うよ!」と声をかけてもらいました。「え?UNSWの学生さん達の組織に私が入ってもいいの?」と驚き、彼に尋ねると“Of course!” と快く迎え入れてくれました。こうして、私はNSAのグループチャットに参加することになりました。SteveにDiscord(NSAが使用しているチャットアプリ)の使い方を教わって、初めてグループ電話をしたとき。すぐにたくさんのメンバーが入ってきて、私を暖かく迎え入れてくれました。みんなと話す前は自分の英語が伝わるのかという不安が大きかったのですが、いざ話してみると、みんなとても優しくて、私が話すときは丁寧に聞き取って、それに対するリアクションをくれたり、“Your English is so good!” とほめてくれたりしました。そのおかげで、思った以上に会話を楽しむことができました。

 

グループチャットや電話を通して何人か知り合いができましたが、その中でとても仲良くなれたのがAdaです。彼女とは、私が個人チャットを送ったのが始まりで、今でも色々なことについて話しています。例えば、日本のアニメや声優さんのこと、共通の好きなYouTuberのこと、家族や大学生活のことなどです。Adaは大学で日本語を学んでいて、「ひらがなは書けるようになってきたけど、漢字やカタカナを書くのは難しい。『シ』と『ツ』が本当に難しい!」と言っていました。「シ」と「ツ」の書き分けは、小学生時代にいやというほど練習した記憶がよみがえってきて、オーストラリア人も日本人も同じことで苦労するのだなと、少し面白く感じました。Adaと話していると、ネイティブが使う自然な英語に触れることができるので、とても勉強になります。例えば、“I forgot taking pictures”か“I forgot to take pictures”どちらが自然?」と聞くと“I forgot to take pictures”のほうが良いね。だって“taking”と“forgot”は時制が違う、2つのものだから」と教えてくれたとき、「私が学校で習ってきた英語と、ネイティブが使う自然な英語は少し異なる部分があるんだ。」と気づくことができました。それに気づくことができたのは、積極的に英語でコミュニケーションを取ったからだと思います。彼女と話したから、「正しくない英語を使ったからといって、笑われないし、伝わらないというわけでもない。もっと気楽にコミュニケーションを楽しめばいいんだ。」と思うことができました。親切で明るくて愉快な彼女とこれからもずっと仲良くしていきたいです。

 

シドニーの大学の風景

 

広島大学 受講生 Cathy