先日、スーパーで買った袋入りのレタスに毒蛇がいたという驚きのニュースを見た。オーストラリアでの出来事のようだが、自然溢れる国とはいえ、さすがに現地の人々も衝撃を受けたようだ。

さてオーストラリアといえば、私たちシドニー異文化体験プログラムの令和2年度講座生は今年の2月16日から19日にかけて、オンライン留学プログラムに参加した。このタイミングで現地に行くことは叶わなかったが、画面の向こう側に広がるオーストラリアの空気を想像しながら、現地の人々と英語での交流を楽しんだ。

今回と次回のブログの2回にわたって、4日間の旅を経験した講座生の感想の一部を紹介したい。

 

『シドニーの先生によるプレゼンテーションとディベートの授業を受けた。英語でのプレゼンテーションで使える表現を学んだ後、実際に2分間のプレゼンテーションを録画して先生に送り、それを基にフィードバックもいただいた。またディベートでは受講生で4人ずつのグループに分かれて実際にディベートに取り組んだ。ここでも知識を得て終わりなのではなく、その場で実践してみることで積極的に自分の意見を伝えるトレーニングとなった。自分が話さなければ会話が進まないという点でプレッシャーのかかるコンテンツであったが、ディベートに実際に取り組んでみたことで、自分の立場について多くの観点から意見を持っておくことが説得に有利だと気づくことができた。

4日間ひたすらに英語を聞き続けるのには疲れたが、やり切った後には達成感を感じとても楽しい時間を過ごすことができた。ここで得た感動や感情が時を経るにつれて色あせていくことがとても悲しいが、一方でこれから自分がどう生きていくかで人生が変わると考えるととても楽しみである。大学2年生となるが、夢や目標を持ってやりたいことに全力で取り組んでいきたい。』

 

『正直オンライン留学が始まる前はほんとにオンライン留学の効果を懐疑的に捉えていたけれど、このオンライン留学講座を受講することで真の充実した四日間を過ごすことができた。

現地に住む日本人の方の話を聞いて自分の殻を少し破ることができるようになった。

英語でスピーチをしたり、ディスカッションをしたりすることは今までなかった。自分にとってとても新鮮だった。こんなに自分が英語を話せると思っていなかったので自分が予想以上に英語が話せて他のが嬉しかった。チャレンジが多かったけれど楽しかった。

また、4日間もネイティブの方の英語を聞き続けたことがなかったのでとても大変だった。しかもオーストラリア英語だったのでとても聞き取りづらかった。自分の英語力はまだまだだなと思った。もっと英語を勉強したいなとも思った。

もっともっといろいろな経験を積み重ねていろいろな視点が持てるようになりたいなと思った。』

 

広島大学英語コミュニケーション講座 

編集 Jack, Nadia, Ema, and Sophie (2021年度 新リーダー)

 

 

シドニー大学キャンパス

Photo by Ethan Shi on Unsplash