香川大学3年のThomasです。

1年生の時に英語deコミュニケーション講座を受講し、2年生からはサポーターとして講座に関わらせてもらっています。

 

先週から3回にわたり、この講座で得られたもの3つについて、未来の受講生に伝える気持ちでお話ししています。今週はその2回めです。

 

得られたものの二つめは「つながり」です。

講座では様々な学部の学生や、サポーターとの出会い、そして素敵な講師の先生方との出会いがあります。受講生からも「他学部に知り合いができる」「先生やサポーターの人達が面白い」といったコメントがありました。香川大学ではキャンパスが点在していることもあり、学部ごとに関わりが薄いような感じがありますが、この講座ではそんなこと関係なしに関わりが持てます。自分が知らない世界の話を英語で聞けるのはとても勉強になるし、今でも会うと話をする「つながり」ができたのは講座で終わりじゃないその後の大学生活にもつながる魅力だなとつくづく感じます。

 

先輩サポーターの方にも大変お世話になりました。人見知りの自分は最初の頃、講座がただただ不安だったのですが、講座の前後で大学のことも含めていろいろなお話をしてくれました。大学にも、講座にも段々入り込めるようになったのは、まさしくサポーターとの「つながり」のおかげだったと感じます。

 

また、講師の方々との出会いも非常に大きなものになっています。僕が受講していたクラスの担当だったKatyは本当にいつも楽しそうに話していたのが印象的でした。Katyと出会うまでの僕にはどうしても高校までの英語の先生のお堅いイメージが頭に残っていたのですが、そこから解放され、英語であんな風に感情を表に出していったらいいんだな、ああやって会話できたら楽しいだろうな、と思えたことが当時の僕にとって一番大きかったように思います。僕の壁を破ってくれた講師の方々との「つながり」もこの講座で得られた大きな財産の一つです。

 

受講生からはこんな声がありました。

 

「今も楽しいが、コロナで大学に行けなかった時期、活発的な活動ができるこの講座が毎週楽しみだった。」

 

今回もらったコメントの中で一番嬉しかったと言っても過言ではありません。大学入学という大きな節目に新型コロナの流行が重なった今年の1年生の負担は計り知れないものがあったでしょう。大変なことも多かったであろう時期に自分たちの関わった講座がほんの少しでも力になっていたんだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。講師がいて学生がいて、「講座」という形ではあるけれど、大学の講義とはまた違う「つながり」を感じられる、そんな場所だということがこの講座からは感じられる気がします。

 

講座受講生の頃 (2018年7月)後列右から4番目が自身。

 

 

香川大学 Thomas

2019年ー現在 サポーター

2018年    受講生