ポストコロナ時代に求められるのは、異文化間理解と英語コミュニケーション力です!

 

コロナは世界のグローバル化にブレーキをかけるどころか共同開発などますます世界のグローバル化を推進すると思われます。また、AIの技術も日々磨きがかかり、通訳や翻訳業界では人が機械に取って変わるのではと戦々恐々としたムードが漂い始めているようです。

 

通訳に人ではなく機械が介在するのであれば尚更、担当者同士心の触れ合いのあるコミュニケーションが必要となってきます。コミュニケーションで大切なのはお互いわかり合うことですが、それと同時に心が触れ合い人間としてのつながりができることだと思います。これは、学生時代の友人関係においても、ビジネス社会においても同じことが言えます。

 

通訳者がいる場合は、相互における齟齬が起こらないように通訳する際に取り図られることもあるかもしれませんが、相手が機械となるとより正確に日本語が英語に置き換えられるため、適切ではないことを言ってしまうとそのまま英語に翻訳されてしまいます。日本流儀のコミュニケーションは英語圏では通じないのです。私たちの放つ日本語が英語に訳されることを念頭におき、英語の背景にある異文化を理解し、その上で英語流儀に沿ったコミュニケーションを日本語側が日本語で行う必要があるのです。

グローバル化が進み、AI技術が進むことで、言葉の使い方、伝え方、コミュニケーションの取り方は変わってきます。また、ポストコロナはコロナ前とは違う社会になる、今までと違うニーズがあるということを念頭に柔軟に私たちは対応していく必要があります。まずは、異文化間理解と英語流儀の英語コミュニケーション力のアップに努め、将来に備えましょう。

 

 

 

 

☆ 鈴木カオル