日本の文化は独特で、優しく謙虚な性格や、料理や庭園に表されるような繊細さは海外でも高く評価されています。
私も日本が大好きです。
しかし、英語を「話す」うえでこの”謙虚さ““繊細さ”が時にバリアになることがあります。
日本人はなぜか英語に関しては完璧さを求める傾向があり、
「文法的に間違っていないか」
「発音が間違っていないか」
「ちゃんとネイティブみたいに話せているか」
・・と考えすぎ、自信をなくし、話せなくなる・・という悪のループに陥っていく・・。
そういう傾向がTOEICで高得点をとっている人でも多い気がします。
1.文法→ネイティブでも間違います!(会話において絶対正しいという文法あるのかな・・?)
2.発音→違っていても、結構通じます!
3.ネイティブみたいに・・→アクセント(訛り)はあって当然!かえって誇りに思おう!日本人なのに、英語話しちゃっているんだぞ!って。
英語を話すうえで大切なのは、mistakes を恐れない Positive mind をもつことです。
Perfection (Accuracy) よりFluencyを目指し、そしてなにより「自信」持つこと!
会話は相手がいて、その相手と楽しくコミュニケーションをとることです。
その場、その場で変わる話題に対応し、相手に興味を示し、リアクションし、自分の意見を述べていく・・
そこに Perfection を求めては一歩も進めない気がします。
講座を通して、ぐーんっと会話力が伸びていく受講生がいます。
なにより、英語を話すことを楽しみ、どんどん自信をもって話していく受講生です。
私はクラスを通じてそんな受講生にたくさん会っています。
帰国子女やネイティブの英語は確かに綺麗で憧れますが、
日本語の訛りを残しつつ、自分の言いたいことを、自分の心から考えた言葉で堂々と伝えている人を私は素敵だと思います。
When you are confident, you can have a lot of fun. When you have fun, you can learn more.
1996年 イギリス短期留学中 クラスメイトと。中央列右から左が私。
☆英語コミュニケーション講座講師
Amy
大阪市立大学・立命館大学(OIC) 担当