常々私が思っている英語上達法のひとつに、「好きな英語の歌を覚えてたくさん歌う」ことがあります。これは自分自身の経験からきているところが大きいのできわめて個人的な持論ですが・・。というのも、私自身、中学のころからギターを弾き始め、その後バンドを組んで音楽に深く携わるようになり、和洋さまざまな音楽に触れてきました。その中で、洋楽を聴き込み、演奏、歌うことによって自ずと英語を覚えていくプロセスが、まさに英語のトレーニング、ブラッシュアップに効果的なのを実感してきたわけです。
これも個人的な考えですが、総じてミュージシャンは英語がうまいです。彼・彼女たちは、音楽を通して音感やリズム感に長けているからだと思います。耳が良いので英語の聞き取りも良い、リズム感も良いので、発話のリズムやイントネーションもスムーズ、アタマではなく身体で表現している、といったところだと思うのです。
英語の歌を覚えて歌うことは、まさに、英語のsound & rhythm training に最適です。何も全曲通して覚える必要はありません。掃除や料理をしながら自分の好きなパートを鼻歌程度に歌うだけでもいいし、お風呂に入りながらサビの部分だけ大声をあげて歌ったりすることが、リラックスした雰囲気で自然と英語を身につけていくことにつながります。そしてこうして覚えた歌詞(=英文)やイントネーションは決して忘れません。実際、高校の時にバンドで必死にコピーしたBostonの曲などは今でもそらで歌えます・・。
ところで、英語の歌といえば、「歌詞がわからないから・・」とかでしり込みしてませんか?全然そんなことないと思います。私からすると、英語の歌詞って、とてもシンプルで単純明快なところが多々あると思います。ヒット曲の歌詞、とくにサビの部分というのは、中学英語に出てくるフレーズ、センテンスであることが多いですよね。
♬~I’m falling in love
♬~I can’t tell you why
♬~Don’t get me wrong
♬~Superhero, let you wanna go
などなど。
日本の歌詞は叙情的な内容であったりして、深く行間を読まないとわからない曲があったりしますが、洋楽はそうでもないような気がしてなりません。(わからないだけかもしれないけど。)洋楽の歌詞をすこしまじめに聴いてみると、けっこう単純な文章とフレーズのオンパレードの曲が多々ありますよ。
もっとも、最近はラップ全盛なので、歌詞というより言葉の羅列になっていて、英語のソースとしてはややとっつにくいかも知れないけども。
さあ、皆さんも、好きな歌を声をはりあげて歌ってみましょう!!
♬~Welcome to the Hotel California, such a lovely place~
♬~We are the champions, my friend~,
♬~Girl, you really got me now~
♬~Ice cream chillin’ chillin’, ice cream chillin’~ (可愛いから許すか・・(笑))
2013年 念願のGibson335ギターを入手して
☆コミュニケーション講座 担当講師
Jie