皆さん、こんにちは。
徳島大学講師のSummer です。私は2000年代にオーストラリア、アメリカで計7年程過ごしました。今日は2005年にオーストラリアのパースにある大学で交換留学生として1年間学んだ経験をシェアします。

留学する前は、オーストラリアの美しい自然の中で思いっきりいろんな国の友達と楽しみたいな、と楽しいことばかり想像していました。しかし、現実は、勉強が忙し過ぎて、朝から夜まで図書館にこもる日々でした。本当に自分でもよく頑張ったと思うほど、勉強しました。しかし、頑張っているわりにミスが多く、留学生活を始めて1か月ほどたった時には、留学生活の大変さを身に染みて感じていました。

ある日ふと自分から分からないことを誰かに尋ねたり、助けが必要なのに助けを求めていない、ということに気が付きました。毎日与えられた課題をこなすことばかりに必死になっていたのです。

それに気が付いてから、分からないことは聞く、必要な時は助けを求める、ということを意識して行いました。すると多くの友人、先生が快く助けてくれました。多くの人の優しさに触れ、余裕のなかった生活が一変、ぬくもりのある楽しい生活へと変化しました。

この留学経験を通して、「分からないことは尋ねる」、「助けを求める」ことの大事さを感じることができました。これからも自分から積極的にコミュニケーションをとり、人とのつながりを大切にしながら人生を歩んでいきたいと思います。

☆徳島大学 コミュニケーション講座 担当講師

Summer


2005年 オーストラリア西海岸の街パースにあるCottsloe Beachにて。

マレーシア人の友人(右)と。