Hello from the Great Britain!

 

私は以前、英国人男性と結婚していました。

 

離婚はしたものの、彼の家族や親戚は今でも私を家族のように迎え入れてくれます。

 

↑元親族、だけど今も親戚のようにお付き合いしてくれる方達

 

 

 

今回の旅では、元義理両親を訪ねてCoventryという歴史ある街に来ています。

 

 

彼らと時間を過ごしていると色んな発見があります。

 

そこで今日は、英国人がどんな風に見知らぬ人との会話を展開していくのか、気づいたことをお話しします。

 

 

 

英国にブロードウェイという観光地があります。

ミュージカルで有名なニューヨークのそれとは異なり、中世の名残を感じることのできる美しいビレッジです。

 

 

そこで写真を撮っている5人ご家族と遭遇。写真を撮っているお一人に元義理の父が

 

 

Shall I take a photo for you so you can be in it?

 

 

Oh thank you, yes please.

 

 

とご家族の一人が返答。

 

 

そこで携帯を受け取り、携帯のカメラ画面越しに5人を見ながら義理父はこういうのです。

 

 

Is that the best you can do?

 

「もっといい笑顔できるでしょう?」

 

 

という意味と

 

「あなたたちのベストはその程度なの?」

 

と相手をからかう意味合いが伺えます。

 

 

その一言に5人はつい笑ってしまうのです。

 

その結果、満面の笑みを引き出して素敵な写真が撮れました。

その後はリラックスした雰囲気で立ち話が数分続きました。

 

 

 

英国人のジョークはsarcasticであるなど耳にしますが、私は彼らのジョークの使い方は絶品だと思います。

 

相手を傷つけることなく、上品にまた派手すぎないジョークをさらりと会話に盛り込みます。

 

 

 

ジョークは最高のice breakerです。

 

でもジョークには『誰かを見下げる、傷つける』という特性も持ち得ます。

 

それをわきまえて上手く使えば、英語を母語としない私たちでも、人との距離を近づける道具として使うことができますよ。

 

 

素敵なジョークに出会ったら、是非盗んでしまいましょう。

 

そして自分のアイスブレーカーネタとして使えるチャンスを待ち、何度でも試して自分のものにしてしまうのが私のお薦めです。

 

↑Broadwayの街並み

 

 

☆英語コミュニケーション講座講師

ニックネーム:Mitsi

香川大学担当