「会話を膨らませたい」

 

「会話を発展させたい」

 

と言う相談をされることが度々あります。

 

 

そこで、今回は

 

「話の具体化と膨らませ方」

 

についてのお話です。

 

 

 

まず一番大切なことは、

 

自分自身が具体的に話をしているか

   

自問自答する

 

ことです。

 

 

☆5W1Hの情報は揃っていますか?

 

例えば、夏休みの予定を聞くと、

 

「夏休みに郷里に帰って友人とキャンプに

   行く予定です」

 

という返答が返ってきます。

 

 

これではあまりにも具体性に欠けています。

 

これを聞いた相手はあなたに興味を持ってくれるでしょうか。

 

そして、あなたが誠意を持って話をしてくれていると感じるでしょうか。

 

 

「郷里はどこ?」

 

「夏休みって8月? それとも9月なの?」

 

「友人っていつの時の友人なの?小学校、

   中学校、高校ですか?」

 

「何人の友人と出かけるのですか?

   どこへキャンプに行くのですか?

   何泊するのですか?」

 

 

などをしっかり伝えることで相手もあなたの話に興味を持ってくれるはずです。

 

 

 

私たちは、

 

 『自分のことを詳しく話しても仕方ない」

 

『相手は興味を持たないだろう』

 

などとついつい考えてしまい、そのような遠慮や相手への配慮から具体的な話をしなくなっているのかもしれません。

 

 

ですが英語で話をする時はより具体的に判りやすく相手に説明するのが通例であり、求められるコミュニケーションのスタイルです。

 

 

 

そして、その次に大切なことは「相手に興味を持つこと」です。

 

 

☆相手に興味を持って一生懸命耳を傾けていますか?

 

そうしないと、疑問や『相手のことをもっと知りたい』と言う気持ちは出てきません。

 

どのような小さなことでも構いませんので、質問をしましょう。

そして、ここでも日本的な解釈

 

『あまり根掘り葉掘りたずねるのは相手に失礼だ。そんなことははしたない』

 

と言う気持ちが口数を少なくしてしまっているのかもしれませんが、英語コミュニケーションにおいては相手に質問をしないことが相手に興味がないと言う意思表示になってしまい、相手に失礼になってしまいます。

 

 

日本的なこちらの意図とは異なる感情を相手に与えてしまうのです。

 

 

まさに異文化間理解です!

 

 

英語を話す時は『英語スイッチ』を入れ、日本人としての自分ではなく世界に通じるグローバル人材としてコミュニケーションを取るようにしましょう。

 

 講座はその練習場所です。

 

 

日本語スイッチを英語スイッチに切り替えてどんどん英語でのコミュニケーションの体験を積んでいきましょう!

 

 

講座総括 鈴木カオル