TOEFL 560点を取得しカレッジのテストに合格、無事コミュニティ・カレッジ生となった。

 

しかし1時間でも欠席出来ない留学生の英語クラスを親知らずの手術をしたため、なんと除籍...。

 

カレッジで紹介してもらったチューターの元で英語を猛勉強。再度試験に合格して『English 1A』というクラスを取ることができたのは、入学して1年後のこと。 

 

確か小説を輪読して解説、感想を順番に伝え、質疑応答、反論、自論を好きなように伝えるクラスでの出来事。

 

手を上げて指名され発言するのではなく、自由に発言するそのクラスでは、発言をしなければ『Participation』という項目の成績が悪くなってしまう。

 

しかし積極的に発言しようとするが、なかなか口を挟めない...。

 

言おうと思って英文を作り構えていると、誰かの発言で話題が変わってしまい、私の頭で考えていたことは発言することなく無用の長物に、「あ〜あ(ため息)」の連続...。

 

気を取り直して発言すると突っ込まれ、しどろもどろに答えている私に冷たいクラスメートの視線...。

 

イライラしているのか馬鹿な子と思われているのか、おそらくその両方。

 

またある日、先生に何を感じたのかと質問された。

 

感じることはあったのだけれど言葉がうまく口から出ない。「あーうー」なんて言っている間に、「これを読んで、何も感じないの?」と先生に言われ、呆れられたような蔑まれたような視線を浴びたことも...。

 

もちろん友達はできなかった。魅力を感じさせる発言もできなかった。存在感もなかった。発言をしないと存在しないのと同じなのだと身にしみた。

 

 

そこでこの『英語コミュニケーション講座』では、

 

1. 自分の意見を持ち、それを相手に伝える

2. 読書を通じて知識や見聞を広げる

3. Speedyに相手との会話に対応する

4. 聞き上手になり、相手から会話を引き出せるように会話をマネージメントする

 

これらを実践するための『Quick-Response Program』を開発。

 

講座内では、『Speak-Out』、『Reading Time』、『Speedy Comprehension』、『リーダーが行うアクティビティ』、『Let’s Talk About It』の中に組み込まれています。

 


つづく。

 

写真は、鈴木カオルとThanos Johnson先生( アメリカに陶芸、益子焼、 浜田庄司を紹介された方)