ドラマ Age 35 恋しくて 20240317 | アテナの会代表 菱斐詔子のブログ

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みなさん、こんにちは。

 

 

 

最近、ゲスい道などについて書いていたら、ドブ臭くなっちゃって、イヤですね。少し空気を入れ替えしましょう。

 

 

 

正月に遅ればせながら、ふとドラマを見返していて、昔見た、

(当時の話題だった)『Age35恋しくて』を見つけました。

 

 

 

 

そう、記憶にある方も多いはず。このドラマの主題歌は、シャ乱Qの『いいわけ』でした。それをいじって「さみしい酒はつまみな~い!」音譜と盛り上がった時代でした。

 

 

ネタバレになるので、微妙ですが、なんとも疲労困憊するようなストーリーであるこのドラマ。ですが、なにか美しいものがあります。

 

「なるべくなら、人生で、こういうことに遭遇したくないものだなあ」、という感慨はありそうです。

 

また、妙にラッキーなことが出てくる物語でもあり、実際の世の中では、類似のケースで悲劇の方が数多いのではないだろうかと思ってしまいます。

 

このドロドロなW不倫という残念なプロットの物語は、しかしながら、”思うに任せない人生の筋書き”で、実際ありえない話にも聞こえない、そういうものです。ある夫婦の、夫の側が社内不倫で不倫相手を妊娠させ、その後妻にバレて修羅場となり、修羅場が新たな修羅場(妻の側の不倫)を招くのですが。このドラマに出てくるズタボロな登場人物たちが、自分と、(自分だけではなく)周囲とに、正直に生きていく姿に、ちょっとアウトローだけど、七転八倒しながらもがいて行く中に、なにか胸を打つものがあるのではないかと思います。

 

 

 

本当に残念な人々は、こうした問題に出くわし易いけれど、そこから先の対応も、楽をしようとしてゲスい道で終わりそうです。このドラマほど、やり抜ける可能性は5%未満ではなかろうかと、想像します。

 

 

 

このストーリーの最終話に出てくる、

『俺たちは死ぬまで家族』

という話しは、ドラマを忘れても、なんとなく記憶に残っていて、人々の絆のあり方として、1つの金字塔にも思えるのです。

 

 

 

「2人の人に永遠を約束するのはルール違反だ」

という神様。

 

 

 

「いつからでもやり直せる」

という、ドラマの登場人物。

 

 

 

「今まで出会った男性の誰よりも良い人と結ばれたい」

と、願った菱斐。(←この期に及んで菱斐が祈願したこと)

 

 イヒ ジブンデモ アリエナイ キガシテマス

 

 

 

不可能の向こう側に、美しい虹が見えそうです。