むかし
わたしは自分が嫌いだった。
どうして私は私でなければならないのか
自分から抜け出ることが出来ればよいのに・・
子供のころから学生を終わるまで
いやそれからも長いこと
ずっとそんなことを考えていたように思う
故郷を出る決意をしたのも
自分の痕跡がある所に住み続けることが嫌だったのだった
どこか他の所へ行って違う誰かになりたかった。
辛いことを辛いと言えず
我慢しなくちゃいけないと思い続け
頑張らなくてはならないと頑張り続け
ある日壊れた。
それで良かったんだと思う。
壊れてから何年かして
少しずつ自己理解をしようと思った
人生の半分は過ぎた頃にやっと。
いろんな人に出会った
師と思える人にも出会った
凄いと思う人に憧れた
そして足元にも及ばぬ自分を嘆いた
気がついたら憧れる人達の真似をしていた
少しでも近づきたかったんだろう
肉を食べないと聞けば同じような食事にして
サプリが良いと聞けばそれを買って飲んだり
あれがよい これはダメに左右されてる自分が居た。
それで良かったんだと思う。
ある日、ふと気付く。
わたしはわたしなんだと。
私で居て良いのだと。
長いこと ずっと 他の誰かを生きようとしていた。
その時はそれが必要だった
でも もう それも必要なくなった。
自分が自分を許してあげる
それだけで良かったんだ・・。
他の誰かになる必要もない
自分であればいい
どんなに未完成でも。
ホロスコープを見れば解る
世界の、宇宙の中心に居るのは私にとっての自分であり
その真ん中の点から全ては広がっている。
それで良いのだと思う。